9/27と10/6に、透析室で災害対策シミュレーション研修とデブリーフィング(研修の振り返り)を開催しました。
近年、未曽有の災害が各地で発生しており、被災地では透析治療を復旧・継続するために医療スタッフやメーカーの方々が奮闘されました。
当院も、多くの入院患者さんが在院しており、自施設で可能な限り治療を継続する必要があるため、昨年から震災に備えた研修に力を入れています。研修では、まず透析治療中の状態を再現し、そこから地震の発生、災害時の透析緊急終了、医師によるトリアージ、避難誘導、避難所での処置までの一連の流れを研修で経験します。研修後には、研修中に撮影した動画を見ながらデブリーフィングを行い、「この対応が良かった」「こうしたら更によくなるのでは?」など、患者さん役、医療者役の双方から意見をもらい、次の研修に繋げています。
また、研修当日は、透析スタッフだけでなく、他の部署からも多くの方に患者さん役として参加してもらい、本当の災害さながらの状況で緊張感を持ちながら実施できました。
実際にシミュレーションすることで、スタッフ各々の苦手分野への気付きや対応力の向上、対策内容の見直しも行え、非常に得るものが多い研修になったと思います。
今後も、様々な研修を通してスペシャリストとしての自覚を持ち、患者さんに寄り添っていきたいと思います。
三野原病院
透析室 臨床工学技士 和田
9月30日(金)コロナ渦で外部のボランティアの方がお呼びできず、毎月開催出来ていなかった書道教室ですが、なんと、書道を嗜んでいるスタッフがいるではありませんか!!そこで、当苑スタッフによる書道教室を開催することとなりました。久々の書道に待ってましたと筆をとる方や、私が書道なんて・・・と遠慮がちの方、様々な反応でしたが、筆を握ると、夢中になり、時間の許す限り書き続けていらっしゃいました。心を無にし、書に向き合う。たまにはそんな時間を過ごす事も大切ですね。
次回の開催もお楽しみに~♪
ささぐり泯江苑
地域連携室 宇野
医療介護現場における身だしなみは、清潔感・機能性・調和で評価されます。また、安全性や衛生面も重要な要素です。医療介護現場では、おしゃれを追求する場所ではなく、患者様や利用者様への配慮と心配りで身なりを整えましょう。
今回の参加者は、法人全体で150名(10/5現在)でした。参加者からは以下のような感想が寄せられ、自分自身を見直すいい機会になったようでした。
- 利用者様、ご家族様が安心出来るように、身だしなみ三原則と安全性、衛生面に気を付けます。職場に相応しい服装を心掛けます。
- 身だしなみは他人の為。オシャレは自分の為と言う言葉が本当にそうだなと思い勉強になりました。
- 介護職員として利用者様に不愉快な思いをさせぬよう身だしなみには十分気をつけます
- 第一印象は身だしなみで決まるので、接遇の第一歩として身だしなみに注意しながら業務に取り組んで行きたいと思います
法人接遇向上委員会委員長 藤木