ささぐり泯江苑の認知症認定看護師・法村さんによる研修を行いました。いろいろな事例も踏まえた研修は、机上だけではない認知症利用者の姿が想像できケアを考える際の一助になったように思います。来年も計画したいと思いますので、ぜひ参加をお願いします。
法人教育委員会 リハビリテーション科長 西
8月29日(火) 当院人工呼吸器が3機種あるうち、緊急時に患者様へ使用する人工呼吸器の操作方法や注意点について研修会を行いました。
当院では、人工呼吸器の新入職者向け研修として
- 初級編(自発呼吸と人工呼吸)
- 中級編(操作方法・注意点)
- 上級編(基本的なモードについて)
と3段階を1年通して、研修を行っています。今回は普段から扱う中で、重要になる中級編(操作方法・注意点)の説明を行いました。操作方法については、基本的な操作から呼吸器特有の操作方法について、また、注意点では、他施設で発生している事例を踏まえた周知・確認ができました。
新入職者以外の参加スタッフからも質問が多くあがり、意欲的な意見交換の場になりました。緊急時の医療機器の操作、使用には不安が生じやすいため、引き続き定期的に研修会を開催しようと思います。
三野原病院
臨床工学技士 西藤
<R5.7.3> 事務員
本日は、4歳の息子のことをお話します。3歳の時に自閉症と診断され、発達支援の福祉サービスを利用しています。本人の思い通りにいかないことがあると、かんしゃくを起こす、言葉が出ないなど1歳の赤ちゃんのままのようで、この子はいつまで赤ちゃんなのだろうと悩んでいる時期がありました。診断名が確定し、日常の困った行動が腑に落ち、少し気持ちが楽になりました。今月、保育園で運動会がありました。昨年は終始泣き続け、先生にしがみついていました。リレーが始まり、どうかなと心配でみていましたが、ひとりで走り始め、ゴールに向かってショートカット。笑顔でゴールしました。何度も何度も運動会の練習をして、ゴールにいけば終わると、本人も分かっていたことに成長を感じました。最近はありがとうが言えるようになり、本人なりに少しずつ成長しているのだと気がつくことができました。
<R5.7.10> ケアワーカー
私はフィリピンから日本に来て20年になりますが、未だに生ものを食べることができません。フィリピンでは生ものを食べる習慣がなく、食べるとしても酢漬けにして食べます。何度かチャレンジしてみましたが、どうしても食べることができず、一生食べることができないと思っています。その一方で、日本のお米は大好きです。フィリピンでも主食がお米なので、抵抗なく食べることができました。でも、圧倒的に日本のお米の方が美味しいです。フィリピンではタイ米を食べるので、甘さとモチモチ感が全然違います。しかし、タイ米で作るフライドライスは日本のお米で作るより美味しいです。皆さんも、もしフィリピンに行くことがあれば、フライドライスをぜひ食べてみてください。
<R5.7.24> 理学療法士
私は、今年の目標で運動を習慣化してダイエットをしようと取り組んでいます。運動は空いた時間で筋トレとストレッチを中心に行い、最近はジョギングで5㎞を週3回程行っています。食事はタンパク質を意識した朝食をしっかり食べるようにし、1日2ℓの水を飲みました。結果ですが、半年間InBodyで測定を行い、体重が75.3㎏から71.2㎏になり4.1㎏減、体脂肪率は24.4%から19.4%で5%減りました。減った脂肪は約4㎏に相当します。筋肉は約1.5㎏増加しました。結果、純粋に脂肪だけ減らすことができ、ダイエットができたなと感じました。半年ほど継続して行ってますが、InBodyで結果を数値でみることでモチベーションが維持でき、運動の習慣化が出来てきたのかなと感じています。今後はジョギングの量も増やして、体脂肪15%を目指して、痩せやすい体を作っていきたいと思いました。みなさんもInBodyで体を見つめなおしてはいかがでしょうか。
<R5.7.31> 薬剤師
先月の初め頃、我が家は倉庫の断捨離をしました。89歳の父は、「特技=散らかし」「苦手=掃除」で、全く片付けが出来ない人です。私自身は倉庫の片付けは父が亡くなってからと思って来ましたが、冷蔵庫、洗濯機を捨てた事から兄嫁のスイッチが入り、数日かけてゴミを分別し、鉄くず回収業者に依頼し、トラックで3回程運んでもらい、かなりスッキリとなりました。父は米作りや畑もしていましたので、錆びたクワやカマ、草刈り機の刃など、捨て方が分からず何十年もかけて溜め込んだゴミ、錆びた釘の山など大変な量でした。片付け下手かつ新しい物好きのため、同じような物があちこちから出てきました。父のように物がない時代に生きた人たちにとっては、捨てる事に罪悪感を覚えるのでしょう。業者が来られた時、私は勤務でその場にいませんでしたが、終始作業を邪魔し続けたそうです。倉庫の奥から出てきた空気入れを、自転車もないのに回収しようとしたそうです。わたし達兄妹はスッキリとなり喜んでいたのですが、父のイライラは収まらず、兄夫婦が帰ると、捨てれなかったプラスチックの引き出しケースを元に戻し始め、私と大喧嘩となりました。一度爆発し、父が自由に出来るエリアを決めるという妥協案を提示してからは静かになりました。親の家の片付けは、多くの方が持たれている悩みと思います。捨てる際には抵抗されるかもしれませんが、スッキリした空間が出来、それに慣れると、案外何も言われなくなると思います。少しだけ、自由な空間を残してあげるのが良いかもしれません。昔読んだ片付けの本の一節です。「それでも物が捨てられないあなたへ。あなたが死ねばただのゴミです!」次の世代に負の遺産を残さないように、心がけたいと思います。