3月3日(木)は女の子の節句。ささぐり泯江苑の2階で、ひなまつりの会が行われました。
お内裏様、お雛様に扮した二人。お召し物を身にまとい、ちょっと恥ずかしそうでしたが、沢山の拍手に終始笑顔!みんなで春の歌を歌ったり、踊ったり。美味しい甘酒を飲んで今年の春の訪れを楽しみました。また、この日の昼食は栄養科自慢の茶巾寿司やひし餅に見立てた3色ムースの行事食、みなさま満面の笑顔で召し上がっておられました。
お内裏様、お雛様と一緒に春の歌を歌っているひなまつりの会
茶巾寿司やひし餅に見立てた3色ムースの行事食
2月27日(土)に『認知症の方を支える家族の思い』をテーマに粕屋町で皮膚科クリニックを開業されている大坪先生にお話しをしていただきました。
お母様が認知症を患い症状が変化していく中で、ご家族の戸惑い、心理状況や先生自身の健康状態、またお母様以外にも家族に介護が必要になるなど、家族の大変さやお母様を見守っていく中で苦しかった胸の内をありのままにお話されました。先生が面会に来苑されながらも、一度もその苦労話を口にされたことがなく、医師でありながらの葛藤を聞いているうちに泯江苑スタッフが思わず涙を流していました。皮膚科医師としての治療見解と認知症予防についても大変興味深いお話でした。先生がお話された『親孝行ってなんだろう?価値観を変えてみると、不幸とも可哀想とも思っていない。親も子も様々。理解や容認することで新しい価値観を生み出そう』というポジティブな姿勢には、感銘を受けるものがありました。
今後も、よりよい支援ができるように健康教室を開催していきますので、利用者様のご家族はもちろん、地域の皆様のご参加をお待ちしております。
大坪先生、大変貴重なお話をありがとうございました。
大坪先生による講話風景
2月27日(土)に『観て、触って、感じて、看て、正しく記録に残そうよ!』をメインテーマとして、①フィジカルアセスメント~日頃の看護を見直そう~、②看護記録ってなんだろう?の2テーマで院内研修が行われました。
看護は情報収集に始まりますが、大切な情報をいかに正しくキャッチし、看護を展開して行くか、看る力と看護記録は切り離せない関係です。基本的に理解できていると思っていることでも、研修に参加してみると忘れていたり、実践できていないことに気づくことがいくつもあって、振り返りのいい機会となりました。
参加された方からは、「この場限りで終わらせないように、日々意識して看護を実践しようと思える研修内容でした。」との感想をいただきました。
フィジカルアセスメントの講話風景