7月30日(土)に三野原病院にて病院キッズ見学を行いました。
今回が初めての試みとなる病院キッズ見学は、法人職員の子供を対象に病院内の見学や職場体験を通して、医療に興味をもってもらう目的で見学会を開催しました。当日は、参加した子供たち全員が白衣を着て外来、放射線科、検査科、歯科、リハビリテーション部の各部署の見学と職場体験を行いました。
院長より病院キッズ見学に参加された方たちへのご挨拶
外来では、手洗い後にブラックライトにて洗い残しを確認し、手洗いの大切さを学んでいました。
検査科では、聴診器で病院スタッフの心音を聞く体験や心エコーにて心臓の動きと血液の流れを見ました。
放射線科では、放射線技師と共にCTやレントゲンの機器操作を体験しました。
※放射線は出ておりません。
薬剤科では、お菓子をお薬に見立てて処方箋を作り、処方通りにピッキングしてもらい、分包機体験やお薬(お菓子)が処方箋通りに処方されているかの監査まで体験しました。
歯科では、歯の模型を削り、そこに詰め物を流し込み光をあてて硬化させる初期の虫歯治療を体験しました。
リハビリテーション部では、車椅子や杖の体験を行いました。
最後は、見学会で学んだ事を復習してもらう三野原病院クイズで楽しんでもらいました。
今回の見学で病院にはさまざまな職種があること、それぞれが専門性を活かして患者様の健康回復に努めていることを知ってもらえたのではないかと思います。また、親子のコミュニケーション、それから、夏休みの宿題にも役に立てたのではないかと思います。
参加された子供たちからは、
「もしもしして心臓の音が聞こえたのが楽しかった。」
「調剤から投薬までをお菓子を使って楽しかった。」
「自分ひとりで虫歯の模型を削って面白かった。」等の感想をもらいました。
7月29日(金)に三野原病院にて「ふれあい看護体験」(一日看護師)が行われました。
「ふれあい看護体験」は、看護協会が「看護の日」を記念して、それぞれの医療機関で開催している行事です。今年は、福岡県立須恵高校の3名と福岡県立福岡魁誠高校の3名が、夏休みを利用しての一日看護体験となりました。副総師長より一日看護師の辞令を交付ののち、3部署2名づつに分かれての血圧測定、車椅子介助、足浴、患者様とのコミュニケーションなどを体験してもらいました。
また、昼食で病院食を食べていただき、栄養士より様々な食事の形態の説明を受け、三野原病院の取り組みの一部を見ていただきました。
体験した学生からは、
「将来、看護師になれるように、今回学んだことをしっかりと頭におき勉強に励みたいです。」
「たくさん体験させていただいてありがとうございました。より、看護師になりたいと思う気持ちが高まりました。」
等の感想をいただきました。
一日看護師の辞令交付
血圧測定体験
7月29日(金)に篠栗町の大勢門公民館で健康教室を開催しました。
今回は、いつかは誰でも加齢と共に4人に1人はなると言われている「認知症」、どうすれば予防できるのか、認知症予防に良いとされる食べ物”マゴタチハヤサシイ”などをお話ししました。”マゴタチハヤサシイ”は脳の老化防止に役立つ成分を含んだ食品の頭文字です。順にマ:豆、ゴ:ごま、タ:たまご、チ:チーズ、ワ:ワカメ、ヤ:野菜、サ:魚、シ:しいたけ、イ:芋となります。この他に、頭と体を使う認知症予防のコグニサイズ体験や転倒防止の為の棒体操などを実施しました。
大勢門の皆様は、たくさんの質問をされるなど認知症についての関心の高さが伺えました。認知症が特別な病気ではなく、身近な病気であることがわかって頂けたのではないかと思います。
今後とも地域での健康教室を通じて、皆さまの健康維持に貢献していきたいと考えておりますので、ご希望がある場合はぜひご相談ください。
認知症予防についての講話
コグニウォーク(コグニサイズ)体験