ささぐり泯江苑の栄養科に8月21日~25日まで九州栄養福祉大(食物栄養学部 栄養学科)3年生2名が栄養士実習に来ました。
特定給食施設で果たすべき多様な専門領域に関する、知識、技術の統合を図り、実践の場での課題発見や解決を通して総合的なマネジメントを行う能力を養うことを目的に実習を行いました。実習では、栄養士業務の実際を学ぶ事ができます。業務の流れがわかり、将来自分がどのような栄養士をめざすかの、きっかけなるのではないでしょうか。
実習を受けた2名の実習生からは、以下の感想をいただきました。
「短い間でしたが、学校で学ぶこととは違い、たくさんの人と接する機会が多く働くことの大変さを感じたと同時に充実感もすごく感じました。知識不足な所が多く、勉強するべき所がまだまだたくさんあることを改めて感じることが出来ました。利用者の人に実際に接することで、その人の現状を把握し、改善していくために考えていくことが大切なことが分かりました。自分の意見を相手に伝える場面が多かったので、自分の意見をしっかりと持つことが大切だと思いました。」
「私が今回5日間の実習を通して最も印象に残っていることは食事介助です。食事介助では利用者様の特徴に合わせた介助が必要であることが分かりました。そのため将来就職した際に利用者様の特徴をとらえた管理栄養士となりたいです。また、食事介助のほかにもデイサービスの方と接したり、調理など貴重な体験をこれから活かしていこうと思います。」
調理実習風景
理事長だより 第三十五回 「平治岳」
2017年7月の走行距離は159kmでした。この暑さの中頑張りました。
福岡の暑さから逃れるべく、涼を求めて久住へ出かけました。仕事が終わってからの出発で夜に到着。久住の夜は少し肌寒いくらいでした。翌日は登山の予定でしたがあいにくの雨・・・そしてさらに翌日、曇りのち晴れの予報でしたので平治岳(ひいじだけ)へ向かいました。平治岳は6月上旬頃にはミヤマキリシマが満開になり登山客でいっぱいになるほどの名所ですが、この時期は閑散としていました。吉部の駐車場から和気あいあいと話しながら歩いていたら・・・いつの間にか話に夢中になっていて通常の登山口を見逃していました。大船林道を「引き返す気力がなくなるほど」登っていったところでようやくそれに気付いて・・・2kmほど長く歩く羽目になりました。このため通常の登山道からそれてしまって、道は細く両脇から草が生い茂っているし、登ったり降りたりの繰り返しでとても疲れました。3時間もかけてようやく大戸越(うとんごし:平治岳と北大船山の分岐点)に到着。
ここからがやっと平治岳への本格的な登りです。この時期はミヤマキリシマも咲いていないし、足にはキイチゴのトゲが容赦なく襲いかかってきます。しかし、後ろを振り返ると「坊がつる」の湿原とその先に法華院温泉、さらに向こうには久住の山々が見渡せて、眺望は素晴らしいの一言です。
南峰より平治岳本峰を望む・・ミヤマキリシマの花はゼロ
足元にたくさんのキイチゴ・・トゲが曲者です
眺望:左から中岳、天狗ヶ城、奥に星生山、右は三俣山、手前は坊がつると奥に法華院温泉
坊がつるには色とりどりのテントが・・・・可愛いですね
復路は坊がつるを経由して通常の登山道を通って帰りました。坊がつる到着は夕方5時でした。辺りにはたくさんのテントが張ってあって、みなさん思い思いに楽しんでいるのに・・・・一方で私は、初めて通る登山道でもあるし日が暮れるまでに下山できるかとても焦りました・・・検索すると久住の日没は7時・・・どうにか6時半に下山できました。登山はゆとりのある計画を立てましょう。来年は坊がつるにテントを張って、大船山を目指そうかな。
活動時間は9時間、移動距離は16km、高低差は718m・・・3,700kcalほど消費したようです。
途中、ロードオブザリングのエントが出てきそうな森がありました