1月17日(水)福岡県介護保険課主催による身体拘束廃止研修会が泯江苑にて開催されました。この研修会は、近郊の病院や特養、有料老人ホームなど高齢者介護に関わる施設の代表が集まり、身体拘束廃止における取り組みや工夫を学んで、各々の施設で活用するという趣旨があります。
転倒事故を防ぐための離床センサー設置や、ベッド就寝では転落の危険性がある方への畳部屋活用というものは、もうすでにどこの施設でも実施されており、そこから先の工夫や新たな取り組みに興味津々。泯江苑2F認知症専門棟で行われているハッピータイム(夕方レク)。夕方から眉間にしわを寄せ、不安で落ち着かれない方が増えるため、その時間を皆で笑顔で楽しく過ごして頂きたいと取り入れているものです。お馴染み水戸黄門の歌に合わせてのオリジナル体操。曲が流れると自然に一点集中。これが毎日の習慣となり、夕方の不穏者が減少した報告をしたところ、質疑応答が多くありました。人としての尊厳を奪う身体拘束。昔は、動かないように体を縛ったり、つなぎ服を着用したりすることが当たり前のように行われていました。時代と共に意識も変わり、抑制しないための方法をどこの施設も日々模索しています。意見交換会では、職員教育の取り掛かりとして、抑制されている方の気持ちを知ろうと疑似体験を実施し、利用者の気持ちに寄り添える職員を多く根付かせたいと話は盛り上がりました。何をどうするにしても、現場職員の知恵次第。身体拘束廃止における意識を現場の末端まで浸透させ、日々研鑽していこうと参加者一同気持ちを一つにして会を終えました。
ハッピータイム(夕方レク)等の発表の質疑応答風景
栄養科通信2017年冬号のPDF
理事長だより 第四十回 「2018年、明けましておめでとうございます」
明けましておめでとうございます。
2017年12月の走行距離は139kmでした。これで、2017年の年間走行距離は1,751kmになります。目標の1,700kmには早々に達していて安心したのか、その後距離は伸びず、結果、昨年より20km短くなってしまいました。やはり目標は高めに設定するべきでは?・・・2017年の目標は走行距離を低く設定するかわりに体脂肪率を下げることを盛り込んでいました。1年間で体脂肪率は2.3%低下したので「良」とします。
2018年の年間走行距離の目標は、1,800kmとしました。
昨年は6月から篠栗四国八十八ヶ所参りを始めました。限られた時間内に走って札所を参拝しました。11月までに八十八ヶ所のお参りは全て終了していましたので、12月28日に番外編、奥の院へのお参りとあいなりました。
4名で三野原病院から出発して奥の院まで・・・走って2時間ほどでした。若杉楽園キャンプ場までは調子よく、近くの金剛頂院をお参りしました。ここは、九州八十八ヶ所百八霊場会の第89番札所とのこと・・・後で調べますと、日本全国にたくさんの八十八ヶ所霊場があることを知りました。幼い頃から四国と篠栗にしかないと思っていまして、皆さんご存知でしたか?・・・ご住職より、「年末だから奥の院はしまっているかも」・・とのこと。走っているときは体も暖かく気持ちいいのですが、止まっていると汗が体温を奪って急激に冷えてきます。早々に奥の院へ向けて出発しました。ここからのコースは、ほぼ毎年参加している、ささぐり森林フェスタのコースです。これまで5回ほど走ってきたコースで急な登りが続きます・・・昨年も参加し、これまでの中で一番いいタイムでした・・・さて、奥の院に着くと人の気配はなく、お土産屋さん?のシャッターは全て閉まっていました。不安を胸に、「はさみ岩」を通り抜け本堂の方へ参りますと、やはりどなたもいらっしゃいませんでした。お参りの後は、若杉山頂によって、下りは1km4分台のペースで下りました。翌日からの足の筋肉痛があまりにひどく、走り納めがこの日になってしまったことも、距離が伸びなかった言い訳の一つです。
本年もよろしくお願い致します。
善人しか通れない「はさみ岩」
活動距離:21km
活動時間:3時間14分