理事長だより 第六十二回 「三郡縦走ピストン」
2019年11月の走行距離は175kmでした。今年の目標の「年間2,000km走る」を、1ヶ月を残して達成しました。さて後は、どこまで伸びるか・・・。
年末です。今年最後の登山に開門岳を予定していましたが、生憎の雨で流れてしまいました。そこで、困ったときの三郡縦走・・・・前回は周回コースでしたので、今回はピストンに挑戦です。結構軽い気持ちで、若杉山(681m)→宝満山→若杉山の予定でした。初めてのピストンなので篠栗駅(海抜42m)スタートはパスして、若杉楽園(標高399m)に車を駐車しここからスタートしました。以前森林フェスタで走っていた楽園からの登り坂をゆっくり走り、若杉山頂上そしてショウケ越、鬼岩谷、砥石山・・・ここぐらいまで快調でした。三郡山頂上に到着した時に時計を見ると2時間半かかっていたのに気付き・・・ここで引き返しても5時間コース、宝満山まで更に1時間かかったら全体で7時間コース。寒さで立ちどまれず、おにぎりを頬張りながら先に進んで、いつ引き返そうか・・・今、下っているこの道は、帰りには上らないといけない・・・等々、ネガティブな気持ち一杯で宝満山に到達・・・3時間半かかっていました。縦走路からの宝満山山頂へは、鎖場で岩をよじ登ります。「ぜーぜー」言いながら上り詰めて、山頂で写真を1枚撮影したらすぐに引き返しました。山頂で休憩していた人はキョトンとした顔をしてみてた様な気がします。
宝満山山頂からの1枚。3時間半かけてやってきてあそこまで帰るのか・・・・
さぁ、折り返しです。先ほどとは違って確実に帰る方向なので、初めはやや前向きな気持ちでしたがそれも続かず。とにかく、仏頂山から三郡山、そして三郡山から前砥石山までが長い、それに鬼岩谷からショウケ越までの下りも長い・・・寒さと疲れで鼻水も拭う気にもならず垂らしっぱなしで、「なんで、こんなことしてるの?」と何度も自問自答。果たして次に来ることがあるのか?もう少し暖かくなったらまたやってみようかとは思います。
お分かりいただけたでしょうか?同じ若杉ヶ鼻からの撮影ですが、上の写真が「これから三郡縦走ピストン頑張るぞ!」の写真。そして、下の写真が「なんで、こんなことしてるの?」と思いながらの写真。なんとなく雲が私の心を反映しているようにも見えます。
最終ゴール・・若杉楽園より福岡市方面を撮影。この後、若杉の湯が閉まっていて、冷え切った体で久山温泉まで向かいました。
活動時間:6時間41分
距離:23.5km
累積標高:1,991m
12月2日(月)午前11時より、篠栗八十八カ所霊場の若手僧侶の団体『法青会』(ほうせいかい)による托鉢(募金活動)が、ここ『在宅支援センターみのはら』正面入口前にて行われました。
この活動は、修行と社会貢献のために篠栗町内をまわり行われております。毎年、在宅支援センターみのはらにも立ち寄っていただき、お経をあげていただいております。三野原勝子医師をはじめ在宅支援センターの職員、そして今年は、かんまち茶屋に来られていた、地域のみなさんも一緒に加わり、それぞれに想い、願いを込めて一緒に経を唱えました。
この活動のご浄財は福祉寄金・災害義援金として社会福祉協議会をはじめ、各福祉団体を通じ各施設や被災地への寄付に使われます。
「皆さまのお気持ちが、どこかで誰かのお役に立てる」そう思うと、少し肌寒く、曇天の空模様の中でしたが、暖かく明るい気持ちになりました。
在宅支援センターみのはら
社会福祉士 江隈
11月28日と11月30日に医療安全院内感染研修を開催しました。
まず、2病棟冨田師長より医療安全管理について、「なぜ医療事故は起こるのか?」そしてその対策についての講話がありました。ヒューマンエラーを防止するためには、チームや組織全体の在り方を見直すことが必要だということを学ぶことができました。
次に、臨床工学技士の和田副主任より輸液ポンプ・シリンジポンプの安全使用についての講話がありました。ポンプの使い分けや使用時の注意点、経腸栄養を行う際の誤接続防止について学ぶことができました。
そして、金山副主任からは個人情報保護についての講話があり、よくある質問を例示して、それに対する回答を説明していただきました。また、パソコンを使う際のコンピューターウイルスに対する注意点も話され、セキュリティーソフトについても学ぶことができました。
最後に、津田総師長より感染症についての講話があり、当法人での実例をもとに、感染症が発症した際の対応や対策を学ぶことができました。また、災害時の感染対策についてもお話があり、まとめとして「ウイルスは湧いてこない、どこからかやってくるものであるため、それを受け入れないための手洗いに勝るものはない」という言葉が印象的でした。
*参加された職員の感想
・個人情報に関して深く関わる部署のためよく考えて発信し、パソコンの取り扱いに気を付けていきたい。
・安全管理について医療従事者として知っておくべきことが学べてよかった。
・インスリンの事例等を聞いて、再確認することができた。
*今回の研修では院内の職員のみによる講話でしたが、それぞれがこれまでに培ってきたキャリアや知識・技術を活かしたお話をしていただくことができました。今回の研修でそれを学んだ職員たちも各部署において活かしていき、患者さま・利用者さまにより良い医療・介護サービスを提供できるよう努めていきたいと思います。
法人教育委員会
ささぐりの里 管理者 池田