理事長だより 第五十六回 「リベンジ祖母山」
2019年5月の走行距離は217kmでした。月の走行距離が200kmを超えるのは久しぶりです。以前の記録をめくってみると・・・・2016年の10月の220km以来でした。順調に距離が伸びて、なんとプラス112kmになりました。
先月は学会ついでに名城公園ランを楽しみましたが、5月も学会にでかけて大阪城公園ランを楽しみました。広いし、大阪城は立派だし・・・周回コースで走る場合は、反対方向からも走ると違った景色が楽しめお得です。
さて、百名山の一つ・・・祖母山に登ってきました。実はこの1ヶ月前に祖母山登山にチャレンジしていたのですが、その時は5合目まで登って引き返してしまいました。なぜ、引き返さざるを得なかったのか・・・・断念した理由は色々とあります。まず、北谷登山口までの道が工事中のため駐車場から往復1時間余分にかかったこと・・・計画していた時間が大幅に変更になってしまいました。そして、とても寒かった・・・・山頂は−8度だったそうです。登山道はいたるところに霜柱が出ていて・・・「ギュッギュッ!」と踏みしめて登るのは楽しかったのですが。
立派な霜柱
吐く息は白く、途中、冷えた体を温めようとガスバーナーでお湯を沸かそうとしたら・・・・ガスが少ししか出てこない?!(後で知ることになるのですが、家で使い切って捨てようと火をつけるとゴーゴーと元気よく炎が上がり、このガスが寒冷用ではないことを知りました)。結局ぬるま湯しかできず・・・これをカップ麺に注いで、冷めるのも嫌なので固い麺をバリバリ頬張りながら食べました。元祖長浜ラーメンで「ハリガネ」と言って注文している人いますが、きっとそれより固いでしょう。そんなことを思って食べていたら・・・私の心の中の何かがぽきっとおれて、下山してしまいました。
さて、1ヶ月後、リベンジです。なんと北谷登山口までの道は工事を終えていました。綺麗なアケボノツツジが咲いて、良い天気、気持ちいい気候・・・1ヶ月前とは雲泥の差。登山を満喫できました。
アケボノツツジ満開です
活動時間:4時間46分、移動距離:8.1km、累積標高:771m
南阿蘇からの阿蘇山・・・こんな景色を毎日見れたら・・・
理事長だより 第五十五回 「三郡縦走周回」
2019年4月の走行距離は164kmでした。4月まででプラス55kmです。4月末に日本内科学会総会で名古屋を訪れ、余った時間に名城公園をグルグル走りました。旅先でのランニングはいつもと違った風景を楽しめます。ホテルの周りを走っていると美味しそうなお店とか発見できるので、なるべく初日に走るようにしています。
名城公園からの名古屋城
さて、三郡縦走4回目。今回は周回コースにチャレンジです。周回コースの魅力は「車で行って車で帰れる」「同じ道を往復しなくてもいい」ことでしょうか。猛者3名と一緒に志免町の昭和の森に朝9時集合。ここから若杉山の麓まで軽くジョグ・・・緩い下りで快調にスタート・・・そしてショウケ越えに向かう緩やかな登りをゆっくり走り若杉山登山口に到達です。ここからは登山道を登り奥の院へ・・そして若杉山頂上です。
縦走スタート前に記念写真。良い天気でした。
ここまできてやっと縦走スタートです。若杉山頂上で記念写真を撮っていると、ジャージ姿でラジオを鳴らし、片手にペットボトルを持った若者が縦走路に入っていきました。ずいぶん軽装だなぁなんて思っていましたが・・・私たちが三郡山に到達直前・・・ん、ラジオの音が・・・前方からジャージの若者が軽快に走ってきました・・・・これは、いわゆるピストン縦走?宝満山までいって折り返してきたのだろう・・・強者だなぁしかも早い!
宝満山に到達し、まだ少し体力に余裕があったので、有名な難所ヶ瀧を見るため仏頂山手前まで戻りました・・・そこから難所ヶ瀧までの道のりは大小様々な石、岩がゴロゴロ・・・・足場がとても悪く何度も足を取られました。やっとの思いで到達したのに瀧といっても岩肌を雫がちょろちょろしているだけ。苦労した割には、達成感なし・・・やはり冬場限定「河原谷の大つらら」でなければ見どころなしですか。あらためて、「難所ヶ瀧」の文字を見て、難所にあるからこんな名前なのかと(宇美町観光情報のHPを見ると通称「難所ヶ瀧」でした)・・・・今頃気づきました。
難所ヶ瀧
活動時間:6時間57分、移動距離:21.6km、累積標高:1,635m
さぁ、次はピストン縦走かな?
理事長だより 第五十四回 「アンサンブル・アン・デア・福岡」
2019年2月の走行距離は182kmでした。ついでに3月は157kmでした。3月後半に体調を崩し距離は伸びませんでした。しかし、今のところプラス51kmです。
4月12日にあいれふホールで行われた、「アンサンブル・アン・デア・福岡 3rd. Concert」を聴きに行きました。指揮者は脳神経内科のドクターでもあり2005年に渡独して指揮を勉強された丸山俊一郎先生です。ゲストコンサートマスターはヴァイオリン奏者の三上亮さんで、そのほか九州交響楽団の奏者の方々が演奏されていました。久しぶりのクラシックのコンサートです。やはり生演奏だと緊張感や楽しそうな雰囲気が伝わってきて聴き入ってしまいました。コンサートに出向くのは大切ですね。会場はほぼ満席で、同門のドクターや患者さんもいらっしゃっていたようです。音楽は心を癒す・・・パンフレットに「演奏曲目」ではなく、「処方箋」と書いてあったのも、医師兼指揮者の丸山先生ならではです。パッヘルベルのカノンを演奏する前の解説で、繰り返される2小節のBassのフレーズが山下達郎さんの「クリスマス・イブ」にも使われていると言われていました。帰って聞いてみたら確かにアカペラ調のところで使われてました・・・・しかし、クリスマスでもないのにこの曲を聞くと違和感・・・感じますね・・・
コンサート後、丸山先生(左)と撮影。
私が被っているのは、モーツアルト風?かつら。
10年以上前に私が大学で研究に携わっていた頃・・・研究棟の前で丸山先生が近づいてきて、「今度ドイツに指揮の勉強しに留学しようと思っているんです。」とニコニコしながら言われて、とても驚いたことが思い出されます。