お知らせ
平治岳

理事長だより  第三十五回 「平治岳」

 

 2017年7月の走行距離は159kmでした。この暑さの中頑張りました。

 

福岡の暑さから逃れるべく、涼を求めて久住へ出かけました。仕事が終わってからの出発で夜に到着。久住の夜は少し肌寒いくらいでした。翌日は登山の予定でしたがあいにくの雨・・・そしてさらに翌日、曇りのち晴れの予報でしたので平治岳(ひいじだけ)へ向かいました。平治岳は6月上旬頃にはミヤマキリシマが満開になり登山客でいっぱいになるほどの名所ですが、この時期は閑散としていました。吉部の駐車場から和気あいあいと話しながら歩いていたら・・・いつの間にか話に夢中になっていて通常の登山口を見逃していました。大船林道を「引き返す気力がなくなるほど」登っていったところでようやくそれに気付いて・・・2kmほど長く歩く羽目になりました。このため通常の登山道からそれてしまって、道は細く両脇から草が生い茂っているし、登ったり降りたりの繰り返しでとても疲れました。3時間もかけてようやく大戸越(うとんごし:平治岳と北大船山の分岐点)に到着。

ここからがやっと平治岳への本格的な登りです。この時期はミヤマキリシマも咲いていないし、足にはキイチゴのトゲが容赦なく襲いかかってきます。しかし、後ろを振り返ると「坊がつる」の湿原とその先に法華院温泉、さらに向こうには久住の山々が見渡せて、眺望は素晴らしいの一言です。

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南峰より平治岳本峰を望む・・ミヤマキリシマの花はゼロ

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足元にたくさんのキイチゴ・・トゲが曲者です

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眺望:左から中岳、天狗ヶ城、奥に星生山、右は三俣山、手前は坊がつると奥に法華院温泉

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坊がつるには色とりどりのテントが・・・・可愛いですね

復路は坊がつるを経由して通常の登山道を通って帰りました。坊がつる到着は夕方5時でした。辺りにはたくさんのテントが張ってあって、みなさん思い思いに楽しんでいるのに・・・・一方で私は、初めて通る登山道でもあるし日が暮れるまでに下山できるかとても焦りました・・・検索すると久住の日没は7時・・・どうにか6時半に下山できました。登山はゆとりのある計画を立てましょう。来年は坊がつるにテントを張って、大船山を目指そうかな。

平治ルートIMG_4017

平治標高

活動時間は9時間、移動距離は16km、高低差は718m・・・3,700kcalほど消費したようです。

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途中、ロードオブザリングのエントが出てきそうな森がありました

篠栗四国八十八ヶ所〜第二弾〜

理事長だより  第三十四回 「篠栗四国八十八ヶ所〜第二弾〜」

 

 2017年6月の走行距離は127kmでした。2017年、早くも半年が過ぎました。半年間の走行距離の合計は・・・828kmでした。なんとか年間目標の1,700kmはいけると思います。

 先月に引き続き梅雨明けの曇り空の中、篠栗四国八十八ヶ所参りに向かいました。メンバーは先月とほぼ同様・・・一人スケジュールが会わず、欠員1。

今回の参拝の順序は、

9番→73番→61番→23番→41番→38番→10番→8番→68番→46番→26番→64番→29番→63番→83番→65番→42番→24番→14番→48番→20番

21ヶ所を参拝しました。先月と合わせて、43ヶ所になります。

 2順路
高さ
活動時間:4時間35分
活動距離:15.55km
高  低  差:344m

 先月は、急な山道を登ったりして大変でした・・・しかし、今回は舗装された道を選んで走ったので、比較的ペースが保たれて無理なく走れた感じです。先月咲き乱れていた紫陽花はほとんど枯れていました。前半はほとんど登りだけの辛いコース・・・ピークは以前役職者研修でお世話になった荒田屋旅館さんや、ファスティング旅館の若杉屋さんのあたりで、そのあとは一転して下りのみの楽なコースになりました。さすがに夏です。汗が滝のように流れ落ちます。それに各札所では蚊が待機していて・・何ヶ所刺されたことか・・・虫除けスプレーが必要ですね。昔から蚊を呼び寄せる体質のようで・・・いつも家族の中でも刺されるのは自分ばかりで、今回もメンバーの中では、蚊につきまとわれているのは自分だけのようでした。

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山王寺にある巨大な五円玉・・・

篠栗四国八十八ヶ所

理事長だより  第三十三回 「篠栗四国八十八ヶ所」

 

 2017年5月の走行距離は151kmでした。少し盛り返しました。

 

篠栗町といえば、八十八ヶ所参り。子供の頃にはお遍路姿の方々をよく見かけていました。私も小学生の時に金剛杖を持って親に連れられてお参りしている写真が残っています・・・記憶にはありませんが。篠栗四国八十八ヶ所は、1835年(天保6年)に四国参拝後に篠栗に立ち寄った尼僧慈忍が、疫病の苦難に苦しむ村人のために弘法大使様にお縋りしたことからその基礎が築かれたそうです。その頃すでに泯江堂は篠栗の地で医業を開業しており、この頃は四世 三野原文亮興基が42歳、その四男 玄曻一徳が10歳の時です。地域の医療機関として、その当時疫病に対してどのように立ち向かったのか・・・まだ病原菌なんて発見されていない頃のことですし、尼僧慈忍が訪れた時に村は静まり返っていて、誰も外に出歩かなかったとのことで、それぐらいしか打つ手はなかったのかもしれません。

最近、篠栗八十八ヶ所参拝マラソンというのがあることを知りました。50kmほどの距離を1日で走って参拝するそうです。過酷ですね!私も歳を重ねて、改めてお参りしたいとの思いもあり、ランニングを兼ねて参拝を決意しました。数名の賛同者と共に、南蔵院で納経帳を購入して、いざ出発です。梅雨入り宣言はされていました。この日は晴天で気温も上がりましたが、湿度は高くなく爽快でした。三野原病院を出発地点として、まずは南蔵院までなだらかな登りを4kmほど走りました。

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一緒に参拝した面々。お遍路姿とは程遠いですが・・・

参拝の順序は、
1番→45番→60番→31番→3番→2番→56番→22番→55番→53番→7番→80番→59番→30番→57番→78番→52番→17番→67番→77番→39番→19番
22ヶ所を参拝しました。

14kmほどの距離で山の中を4時間ほどさまよいました。56番を参拝した後、「休み休みで楽だね」・・・と話していた矢先、22番への登りの階段と山道が過酷で気持ちが折れそうになりました。しかし、ほのかに冷たい木陰の下り坂を、頭を空にして肌に風を感じながら走っている時の清々しさは、何者にも代えがたい癒しそのものでした。いたるところに色とりどりの紫陽花が咲いていて、青空とのコントラストがいつものイメージと異なって新鮮に感じられました。お寺さんでは冷たい麦茶を振舞っていただきありがたかったです。時間を作って、なんとか今年中に回りきりたい・・そう思う今日この頃です。

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紫陽花の花は干からびてる?・・・いい天気でした。

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