三俣山

理事長だより  第二十三回 「三俣山」

 

 福岡は暑さが厳しい、久住は涼しかった。・・・・2016年7月の走行距離は101kmでした。暑さに気持ちが負けてます。

 

先日、三俣山(1,744m)に登りました。くじゅう連山を形成する三俣山は、どの方向から見ても峰が3つにみえることからこの名前がついているそうですが、実際は本峰、西峰、北峰、南峰の4つの峰からできていて、その内側にさらに小さなⅣ峰があります。

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手前が指山で奥が三俣山(長者原の登山口より)

長者原の九重登山口から出発して砂防ダムまではなだらかな傾斜でしたが、そのあとから徐々にきつい登りになりました。行きはガレ場を登ってスガモリ越まで行きました。途中、割れて間もないような巨石がゴロゴロ転がっていて地震での落石?をうかがわせましたし、「落石注意、ここで休憩禁止」の標識があったり、前方に見える硫黄山からはモクモクと煙が上がっているし、すれ違う登山者も数えるほどでしたので心持ち不安でした。三俣山の最初の西峰に到着、ここからはくじゅう連山を見渡せて最高の眺めでした。その後本峰、Ⅳ峰まで制覇して下山しました。すべての峰を回るお鉢周りは無理でした・・・・・疲れました。

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三俣山山頂からの眺めは素晴らしかったです。

三俣登山経路 (1)
長者原→砂防ダム→ガレ場→スガモリ越→三俣山
→スガモリ越→鉱山道路→砂防ダム→長者原
移動時間:5時間26分、移動距離10.98km、標高差708m

 ヘトヘトになって帰ってきて、長者原の食堂でかき氷を注文しようとカウンターに行ったところ・・・・30代くらいのカップルが食堂のおばちゃんに「あの煙の出ているところまで、車でいけますか?」と硫黄山の頂上を指差して聞いていました。おばちゃんは一瞬ポカンとして、真顔で「車じゃいけませんよ!」と答えてました。私も「車かよ?!」と、もう少しで声が飛び出しそうでした。スマホでマップを見ながら聞いていたので、きっと硫黄山の鉱山道路が車で登れると思ったのかな?

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左は北千里ヶ浜にある有名なサル岩、右はスガモリ越で見つけた、サルの横顔の岩。

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帰って、子供と一緒に三俣山の模型を作りました。