セミナー『腸活のすすめ』を開催しました。
7月11日に「腸活のすすめ」の研修を行いました。
私達の腸の中には約100兆個、約1000種類もの腸内細菌が棲みついています。腸内細菌は、大きく分けて「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」の種類があり、それぞれが小さな集合体をつくりバランスを取りながら棲んでいます。腸内細菌の理想的なバランスは「善玉菌2:日和見菌7;悪玉菌1」といわれており、悪玉菌より善玉菌の割合が多いと、腸内細菌がしっかり働いてくれるので良好な腸内環境が保てます。
腸内細菌の種類は人それぞれ異なります。そして年齢や生活習慣によって、菌の数は変わっても種類は一生を通じてほとんど変わらないといわれています。腸活によって期待できる効果は、免疫力の向上、ダイエット効果、美肌効果、便秘改善、精神の安定、睡眠の質の向上などたくさんの効果が上げられます。
意外だったのは、幸せホルモンと言われている神経伝達物質の「セロトニン」は、脳や腸内で分泌されていますが、約90%のセロトニンが腸内に存在してということです。幸せホルモンと呼ばれているセロトニンには、精神を安定させる働きがあり、不足するとイライラしたり気分が落ち込んだりしてしまいます。そのため、腸内環境を整え、セロトニンの分泌を活性化すると、精神的な安定や多幸感をより感じやすくなるそうです。。
腸活で心身の健康を維持していくために「バランスの取れた食生活」「適度な運動」「良質な睡眠」を心掛けていきたいと改めて感じました。
安全衛生管理委員会 結城