安全衛生研修『転倒災害防止』を開催しました。

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転倒災害防止について今年度も昨年同様、厚生労働省の資料をもとに研修を行いました。近年では労働者の高齢化が進み、転倒・転落による労働災害が全国的に増えてきていますが、当院での転倒災害は、昨年の研修以来減少しています。それは職員の皆さん一人一人が事故防止を日頃から心掛けているからと思われます。

職場の転倒災害防止対策は、以下のような観点から進める必要があります。

①設備管理面の対策〔4S(整理、整頓、清掃、清潔)〕

 *歩行場所に物を放置しない

 *床面の汚れ(水、油、粉等)を取り除く

 *床面の凹凸、段差等の解消

②転倒しにくい作業方法〔焦らない、急ぐ時ほど落ち着いて〕

 *時間に余裕をもって行動

 *滑りやすい場所では小さな歩幅で歩行

 *足元が見えにくい状態で作業しない

③その他の対策

 *作業に適した靴の着用

 *職場の危険マップの作成による危険情報の共有

 *転倒危険場所にステッカー等で注意喚起

 *体操による筋力維持・アップ

職員の皆さんが安全に勤務できるよう、今後も安全衛生管理委員会より注意喚起を行っていきたいと思います。

 

安全衛生管理委員会 結城