理事長だより 第二十六回 「福岡マラソン2016に出場しましたけど」
2016年10月の走行距離は220kmでした。どうにか200kmは越えました。この調子で残り2ヶ月頑張りたいところです。
11月13日の福岡マラソン2016走ってきました。休みの日、朝6時に起きて、きつい思いして、お金まで払って・・・・興味のない人には訳がわからないところでしょうが、そうではありません!と言いたいところでしたが・・・・はぁ、今回はそうもいきません。
また、写真を撮ってしまいました。いい天気です。
20km地点まではいいペースで走っていましたが、九大キャンパスのなだらかな登り、折り返しての下り・・この辺りで、またしても右膝の病が・・。そこからは、膝と相談しながら、なだめたりすかしたり、最後の方は歩くのもやっとでした。周りのランナーも膝で悩んでいる方がたくさんいました。右膝の痛みの原因を見つめ直して、次回までにはしっかり対策をしたいと思います。次は頑張るぞー!
30km地点付近で、応援に来てくれたメンバー。顔は笑って、膝では泣いて。みなさん、ここまでどうやってきたのか?ゼッケンとチップを渡して、ゴールまで代わりに行って欲しかった・・・
6時間越えのゴール前。たくさんの人の前をとぼとぼ歩くのはとても恥ずかしいところですが仕方がありません。「あと少しだ!頑張って走れー!」なんて言葉も虚しく、「やっと苦しみから解放される」ただそれだけを考えていたゴール寸前、左後方から右前方に一陣の風・・軽やかに走り抜けてゴールする女性・・そしてその人はテレビカメラの前で喜びを爆発させていました。同じゴールなのにこの差は一体!?マイナス思考から抜けられないまま、その横を足を引きずりながら帰路につきました。家まで遠かった・・・(頭の中で、「家に帰り着くまでが遠足だ」と意味もなく考えていました)。
翌日・・・「院長、黒い服装で出てたでしょう。ゴールのシーンが朝のテレビに映っていましたよ!」、ん?あぁ!昨日のゴール直前の人・・・テレビに出てる人だったんだ、だから、あんなにはしゃいでいたのか・・・きっと相当ひどい顔をしてたのが、写ってしまったんだろうなぁと再度、落ち込みました。
今年もメダルはゲットできました。丸、四角、、、来年は三角か?
街中やここ篠栗でも、時折お相撲さんを見かけたことはありませんか?そう!今年も大相撲九州場所の季節がやって来ました!
それに先駆け、11月9日(水)に東関部屋の親方と力士の方々が当院を慰問して下さいました。
東関部屋ってどんな部屋なの?と思われる方もいらっしゃると思いますので、少し簡単な御紹介をさせて頂きます。
まずは、東関部屋の歴史です。東関部屋は12代目である先代(元高見山関)が、高砂部屋より独立し、昭和61年2月に興しました。現在は13代目である東関大五郎親方(元潮丸関)が東関部屋を継承されています。
親方の好きな言葉「ONE FOR ALL ALL FOR ONE:ひとりはみんなの為に、みんなはひとりの為に」の精神で毎日を過ごすことで、思いやりや感謝の心を養って日々の鍛錬に励まれているそうです。
今回の慰問では、東関部屋の東関親方、振分親方(元小結高見盛)、高見劉(たかみりゅう)、札野(ふだの)駿河富士(するがふじ)、富士寿(ふじひさし)、和田(わだ)、松本マネジャーさんの8名の方々が来て下さり、当院リハビリ室にて、患者様や利用者様とふれ合う場を設けさせて頂きました。東関親方の力強くも優しい御挨拶と、振分親方の素晴らしい歌(18番の「祭り」)を御披露頂き、とても充実した内容となりました。また、RKBレポーターの中村美由紀さんの素晴らしい実況によるレクリエーション(輪投げ)も行いました。
レクリエーション(輪投げ)に参加して頂いた患者様や利用者様からは、
「輪投げゲームで優勝し、思いがけず、ハグや握手をしてもらい嬉しかった!」
「テレビで相撲は観るが、実際にお会いできるとは思わずに、感極まり、頬に熱いものが流れてきた。中々できない経験だと思う。」
「テレビで観ていた姿と違って実物は身体も大きく、顔も男らしくかっこ良かった。また遊びに来て欲しい!」
「緊張したけれど、はずれた輪っかが隣に引っ掛かったことで皆から「ミラクル!」と言われ、楽しい気持ちになった。」
などの声が聞こえ、笑顔を沢山見ることができ、親方と力士の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
病院スタッフ一同、東関部屋の今後の更なる御活躍を願っております。
東関親方のご挨拶と力士さんのご紹介
患者様、利用者様と力士さんによるレクリエーション(輪投げ)
振分親方(元小結高見盛)が「祭り」を熱唱中
院長、東関部屋の方々、施設スタッフとの記念写真