理事長だより 第四十八回 「2度目の三郡縦走トレラン」
2018年8月の走行距離は 149kmでした。貯金を1減らして4kmになりました。微妙な攻防が続いています。
今年の5月に初めて「三郡縦走」してみました。あの時の辛さ、翌日の足の筋肉痛は相当なものでした。しかし、日が経つにつれてそんなことも忘れ・・・できれば、誰かを誘って・・・そんな無謀な企て。せっかくの休みにそんな疲れることをやってくれる人はそうそういる訳はありません。月に一度、粕屋医師会のメンバー数名で走っているのですが、その中に一人・・・過去に三郡縦走経験者の吉松先生・・・心強い味方。そして「三郡縦走ってなんですか?トレランには興味あります・・・」と言っていた川原先生を半ば強引にお誘いし、皆さんの貴重なお休みの日に、朝8時半に太宰府駅に集合しました。
「これから宝満山!」
この日の前日は大雨、そして朝から晴れの予報。かなり予報を疑っていましたが・・・本当によく晴れてました。太宰府駅から竈門神社まで軽くジョギングして、宝満山登山です。永遠と続くように思える石段。誰かが「あー足にきたーっ!」と叫んだ時には、大概自分の足にもきています。ようやくたどり着いた宝満山頂上からの景色は、前回と違って「あー、来て良かった」と自然に言葉がこぼれるほどの良い眺めでした。
宝満山頂上から博多湾方面
なんかワイルドな感じ・・・
しかしここからが三郡縦走トレランのスタートみたいなものです。若杉山までアップダウンを繰り返し、走れるところは走ったりしながら向かいます。一人の時とは違って、色々話していると辛さもまぎれます。
三郡山頂上で昼食・・
いつもの若杉ヶ鼻からの振り返り・・・思えば〜遠くへ〜きた〜もんだ〜
太宰府駅から篠栗駅まで・・7時間ほどかかりましたが、脱落者なく到着しました。これに懲りずに、またの機会によろしくお願いいたします。
車で都市高速を粕屋方面に向かうと、右手の宝満山から左手の若杉山まで、三郡山地を一望できるポイントがあります。ここを通るたびに、あの尾根を走ったんだなぁ、よく頑張ったなぁなどとしみじみ考えたりしてます。たまに自分を褒めましょう。
9月11日(火)に篠栗町津波黒地区の公民館にて健康講座を行いました。
初めに認知症と栄養について、クイズを用いながらわかりやすく解説しました。次にコグニサイズの紹介とともに津波黒区の皆様と一緒にコグニサイズを行いました。参加された皆様全員で楽しみながら行うことができました。参加者50名の皆様、積極的に参加してくださりスタッフだけでなく地域の方々同士の良い交流の機会になれたと感じます。
今後も地域の方々の健康と元気を支えるお力になれるようこのような講座を行っていく予定です。参加してくださった津波黒地区の皆様、本当にありがとうございました。
三野原病院
リハビリ 杉原
9月5日(水)と6日(木)に篠栗町立篠栗中学校より4名の生徒さんが「ささぐり泯江苑」に職場体験に来られました。
事前訪問の時から、各々しっかりと目的をもち、学校新聞に掲載する為にいろんなことがやってみたいと体験学習への意気込みを感じました。
まずは障害者体験。片マヒを想定して片手・片足を固定し、車イスを操作。乗りなれない車イスに移乗し、真っ直ぐ進むのも大変なこと。坂道運転は、右に左にと思うようにいかず、車イス操作の大変さが身にしみたようでした。
その他、職員と一緒にシーツ交換、行事でそうめん流しを利用者と一緒に楽しみながらお手伝い。レクレーションでは、校歌を元気よく歌ってくれたり、自分達で考えてきたクイズをしたりと、利用者様方と一緒に楽しめる内容で大賑わいでした。
明るく爽やかで元気いっぱいの中学生がいるだけで、その場の雰囲気が変わります!
中学生からは、「町で見かけた障害者の方に優しく接したい」
「泯江苑にまた行きたい」などの感想が寄せられました。
今回の職場体験で生徒さんは、福祉や介護の現場での〝大切なこと″を体感できたと思っています。
ささぐり泯江苑
看護師長 高島