10月3日(木)お隣の篠栗小学校(4年生)へゲストティーチャーとして招待されました。この日の学習は「第二回ひだまり交流会にむけて、もっともっともっとおじいちゃんやおばあちゃんが喜んでくれるように計画を立てよう!」という、子供たちの気持ちのこもった学習でした。
前回、6月に行なった交流会での経験からか、たくさんの意見が出ました。中でも多かったのが、「おじいちゃん、おばあちゃんが、一人ぼっちになってしまう時間を作らない!」という意見でした。4年生とは思えないくらい、しっかりと自分の意見の言える子供たちばかりで、私自身見習いたいと思いました。
子供たちの熱い思いを間近で見て、10月に予定している交流会は、きっとご入居者と子供たちにとって素晴らしいものになると確信しました。
グループホームひだまり
管理者 廣瀬
その他の子供たちの意見
・もっと手を握ってあげたい
・名刺を作って自己紹介すればいいかも
・折り紙でカレンダーを作ってあげたい
・もっと笑顔になるように工夫する
・手が動かしにくい人でも遊べる遊びを考える
9月24日から10月2日(4日間)、福岡県立大学看護学部2年生6名が老年看護学実習を学びに来られました。
老年期にある方のからだ、こころ、かかわり、暮らし、生きがいの5つの側面について、コミュニケーションを通して考え学ぶための実習でした。実習指導者として学生のひた向きに利用者と接する姿と会話を楽しまれている姿がとても印象的でした。
グループホームひだまり
管理者 廣瀬
実習を終えた学生さんから感想を頂きましたので、その一文をご紹介します。
入居者さんの笑顔に救われました。
認知症の高齢者だからといって、身構える必要はないということを学びました。自分の工夫次第で入居さんも変わってくれるということが分かりました。入居者さんが笑ってくれたとき、とても嬉しい!と思えたことが一番良かったです。この経験を活かして、今後の役に立てたいです。
信頼関係を築くことの大切さ
認知症になっても個性までも失われないということを学びました。非言語的手段などを用いることで、円滑なコミュニケーションを取ることができ、しっかりと信頼関係を築き、少しずつその方を知ることが大切だと気付くことが出来ました。この施設で学んだことを、これからの学習に活かしていきたいと思います。
認知症だから何も分からないわけではない
どのように接して良いか分からずとても緊張していました。しかしそのままだと相手も警戒してしまうと思い、認知症だからという先入観を捨て、その方に興味を持ち聞き手にまわる事で、その方の性格が徐々に見えてきました。会話だけがコミュニケーションではなく、間の取り方なども考える必要があることを学びました。この施設で学んだことを今後の看護職にもつなげようと思います。
10月2日(水)、ささぐり泯江苑のお隣にある篠栗町立篠栗幼稚園の運動会リハーサルにご招待されましたので利用者さまと一緒におじゃましてきました。
山から吹いてくる秋風が少し肌寒く感じる日でしたが、散歩がてらにみんなで大移動!子供たちの歓迎を受けながらグランドへ。テントの中から目をほそーくして子供たちの姿を追いかけます。子供達がかけっこやダンスを一生懸命頑張る姿を見てみんな、肌寒さも忘れ手をたたきながら応援されていました。中には、感激のあまり涙を流される方も!
今年も玉入れに飛び入り参加させてもらい、子供達と一緒にカゴめがけて紅白の玉を投げ入れました。秋空の下での運動会はみーんな笑顔!楽しいやら懐かしいやら。最後は握手で会場を後にしました。
帰りには「子供達、元気いっぱいに頑張りよったね。私も歩くのを頑張ろう!」と力強い一言が‼たくさんの元気をもらえた一日となりました。篠栗幼稚園の皆様ご招待ありがとうございました。
ささぐり泯江苑
介護福祉士 布袋