ささぐり泯江苑の利用者さまに、毎週水曜日午後1時30分から陶芸教室を開催しています。
「70の手習いやね~」「80の手習いやろうも」こんな声を聞きつつ、平成12年頃よりリハビリの一環としてささぐり泯江苑利用者さまを対象に始めた陶芸教室です。西区恵山窯の若先生に来ていただいて20年近く行っています。
参加される方々それぞれに自分の物はもちろんですが、やはりご家族へのプレゼント、お孫さんやひ孫さんが多く、またお友達への贈り物として作られています。
「こんなのが欲しいとやけど」「○○が作りたいけど、作れるかいな」とご自分の希望を不安げな表情で話されても、ささぐり泯江苑との付き合いもすっかり長くなった若先生はにっこりと「大丈夫!!」の一言です。コーヒーカップや湯呑、茶碗、花瓶と数々の作品が色々と出来てきました。ささぐり泯江苑には電気窯を設置していますので、製作から素焼き、色付け、本焼きの一連の作業も全てここで行います。
毎年ささぐり泯江苑文化祭やみんこうどう健康フェスタで展示をしています。ぜひ一度皆さまの作品をご覧ください。
ささぐり泯江苑
作業療法士 西
雨も上がりちょうど良い気温の中、『第五回 医療法人泯江堂運動会』が開催されました。(体育館の中なので関係なかったですが…)
皆さんの貴重なお休みの日に子供さんも含めた126名の方に参加いただき大変うれしく思いました。全参加者が精一杯競技をしているのがとても印象的でした。第一種目の目隠しバランスから最終種目の紅白リレーまで、競技する人、応援する人、職場内では見ることができない表情を、見ることができたのではないでしょうか?職種や事業所の垣根を越えて同じチームを応援する姿もたくさんありました。これが、職場対抗運動会の醍醐味かと思います。今回の運動会も、体を動かしたり、職員同士の親睦を深めたりすることにとどまらず、仕事への更なる気力へと繋がったのではないかと思います。
ささぐり泯江苑
作業療法士 鈴木
5月15日に久山町上山田地区のいきいきサロンに病院から3名で出張し、健康講座を実施してきました。当日は15名ほどの方が参加、みなさんとてもお元気で終始笑いの絶えない時間となりました。
はじめに認知症サポート養成講座を受講した看護師による『認知症を地域で支えよう』というテーマでお話を行いました。「加齢によるもの忘れ」と「認知症」の違いや、認知症がある方と接するときに意識してほしいことなどの話があり、参加された方たちは大きくうなずきながら聞いていました。
お話のあとは、理学療法士によるコグニサイズ(認知症を予防するための運動)を実施。足踏みしながら、ときどき間違える程度の課題を行いました。皆さんとても楽しそうに参加され、たくさんの笑いが起こりました。
参加した職員も楽しい時間を過ごすことができました。来年度は施設見学に行きたいという声も聞かれ、とても積極的で元気な上山田の皆さんでした。
三野原病院
地域連携室 佐多