7月5日(金)、今回の健康教室は篠栗町若杉区へ訪問してきました。法人から参加したメンバーは8名。当日は若杉区のサロンに参加される方と福祉協力員を合わせると30人を超える方が参加されていました。
講座テーマ:『生活習慣病について』
講師:永田教育師長(三野原病院看護部)
入江科長(ささぐり泯江苑栄養科)
今回は教育師長による生活習慣病をテーマにした『健康は何よりの財産です~生活の中でできる事~』について座学を行いました。昔は栄養素不足から亡くなる人も多かったのですが、今では栄養素過剰により様々な病気の原因になっています。生活習慣を改善することや検診をしっかり受けて予防することの重要性について話がありました。そのあと栄養科の科長より8月4日は日本栄養士会の定める栄養の日ということで食事に関する話をしたあとに、身長体重、血圧、血管年齢の測定を行いました。
参加された皆さんとても元気で足腰もしっかりされていました。講座のときには質問も積極的にされ、皆さん健康に対する意識の高さが伺えました。
これからも要望があれば公民館や集会所まで出張しますので、その際は三野原病院健康プロジェクトチームまでご連絡ください。
三野原病院
地域連携室 佐多
6月27日(木)と6月29日(土)に、院内研修を二日に亘って開催しました。一日目には106名、二日目には76名の参加がありました。
この研修を開催するにあたって、法人教育委員会が各講師に依頼したテーマは「院内で発生したインシデント報告から、その事象におけるエラー回避する」について学ぶ機会にしてほしいと依頼をしました。
医療安全部門委員会長の篠崎歯科医師からは、「チェック、どこでしていますか?」を題にヒューマンエラーのメカニズムからの医療行為におけるダブルチェックの方法について講話されました。
株式会社朝日酸素商会の濱田さまからは、「医療用ガスの安全な取扱いについて」題に酸素ボンベの圧力・流量計の取付け方法の実演をまじえた、ボンベ・院内配管の安全な取扱いについて講話されました。
感染部門委員会(ICT)長の東原看護師長からは、「ICT活動の実践と感染対策」題にこれまでのICTでの取組んできたことからの効果を、多数の改善前後の写真から、その有意義を中心に講話されました。
薬剤科大原課長からは、昨年度の薬剤関連インシデント報告をもとに、もっとも報告の多かった「指示が正確に伝わらない」からの正しい情報を共有するための、その伝達ツール『SBAR:エスバー』の紹介と、「粉砕してはいけない薬」題に「その薬はつぶしても大丈夫ですか?」と参加しているスタッフに問いかけるように講話されました。
研修にされた方の感想
「感染対策等気をつけて今後活用していきたい」
「ダブルチェックの重要性の再認識出来た」
「ICT活動の重要性を再確認いたしました」
「粉砕したらいけない薬があることを知らなかったので、とても勉強になりました。」
「ミスをなくすためにダブルチェックやお互いにしっかりコミュニケーションをとることが大切だと感じました」
病院・施設内には様々な職種があり、初めて聞いたことやそうでないものとあると思いますが、この研修で学んだことをそれぞれの現場に置き換えて考えて行動して頂ければと思います。また研修が定期的に行われることは働く者の意識向上、改善に役立つと思います。
法人教育委員会
検査科 川島
6月25日(火)に通所リハビリテーション誕生会を開催しました。
泯江苑での行事にお馴染みとなった野菊の会の皆さんは、いつも元気ハツラツです。爽やかな薄グリーン色の篠栗町88Tシャツを身にまとい、舞台に登場されました。軽快な語り口調とジョークを交えた笑い話で、場はとても盛り上がります。ハンドベルや電子オルガンで『かたつむり』『あめふり』『ふるさと』を演奏され、利用者さまも大きな声で歌い出されました。
昔、一銭を連ねてバチを作り、太鼓を叩いていたことを由来とした銭太鼓。それに似せたバチは、ジャラジャラと音がして叩きつけることで迫力あるリズムになります。『炭坑節』は振付を交えて披露して頂き、皆で手拍子合わせ、大盛況でした。
ご来苑ありがとうございました。
ささぐり泯江苑
通所リハビリ 阿部