ささぐり泯江苑の栄養科に6月12日~6月17日まで中村学園大学(栄養学部 栄養学科)3年生2名が栄養士実習に来ました。
特定給食施設で果たすべき多様な専門領域に関する、知識、技術の統合を図り、実践の場での課題発見や解決を通して総合的なマネジメントを行う能力を養うことを目的に実習を行いました。実習では、栄養士業務の実際を学ぶ事ができます。業務の流れがわかり、将来自分がどのような栄養士をめざすかの、きっかけになったのではないでしょうか。
実習を受けた2名の実習生からは、
「この実習を通して、アセスメントや食事介助、調理現場ではパン作りや盛り付けなど、普段経験できない事をたくさん経験させていただきました。この一週間で学んだことをこれからも活かし、自立支援に繋がるおいしい料理を作れる管理栄養士になりたいです。」
「今回の実習では調理のことだけでなく、栄養ケア・アセスメントや食事介助など他では体験することのできないことをたくさん教えて頂き、吸収することができました。特に多職種協働の大切を強く感じました。この経験を活かして管理栄養士を目指していきます。」
調理実習風景
6月24日(土)にささぐり泯江苑にて、平成29年度第1回 健康教室を開催いたします。
日時:6月24日(土) 13:30~15:00
場所:泯江苑1F食堂
テーマ:「認知症について」
今回の健康教室では、篠栗町の社会福祉協議会の方に来て頂き、認知症についてお話しいただきます。
現在、『認知症サポーターキャラバン』が全国で展開され、篠栗町でも認知症を理解し、認知症の人や家族を見守り支援するサポータを一人でも増やし、年齢を重ねても安心して暮らせる街づくりを目指しています。泯江苑でも、まずは認知症についての『正しい知識』を持つことからと考え一緒に学びたいと思っています。
参加席数に限りがございますので、参加希望の方やご興味のある方はささぐり泯江苑までご連絡下さい。
6月9日(金)に篠栗町の若杉地区で、「美味しく食事」をテーマにお話をさせていただきました。
認知症予防の食事ヒントや生活習慣病と認知症、これからの季節重要な水分補給についてお話をしました。水分補給では、経口補水液の試飲もしていただきました。経口補水液とは、電解質と糖質の配合バランスを考慮したもので、飲む点滴とも言われています。みなさん、「へ~」、「おいしい、どこで買えるの?」、「ちょっとしょっぱ~い」など、いろいろなご意見をいただきました。健康な時には少ししょっぱく感じるのかもしれませんね。お話の後には、身長・体重・血圧測定・血管年齢を測定しました。血管年齢測定では、健康管理をしっかりしていらっしゃる方が多く、結果が歳相応でも、「がっかり!!」されたいた方もいらっしゃいました。
今後も地域の方々に、当法人をより身近に感じていただける講座を開催していく予定です。参加された若杉区いきいきサロンの皆様、本当にありがとうございました。
「美味しく食事」の講話
身長・体重・血圧測定等の健康チェック風景