8月25日(金)に庄区いきいきサロンの方々29名が、三野原病院とささぐり泯江苑の見学会に参加されました。まず、最初に病院の各施設についてや病院で提供される食事についての説明を受けた後、2班に分かれて外来・診療部門、地域連携室、喫茶売店、歯科などの施設見学が行われました。リハビリ室では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による説明ののち、サルコペニア(筋肉量の減少と筋力の低下から身体機能障害や生活の質の低下を起こす症候群)診断として実際に握力測定や歩行時間測定会に参加され、測定値について一喜一憂しておりました。
午後からは、身長・体重・血圧測定・血管年齢を測定しました。血管年齢測定では、ご自分の年齢より上に出ると、「がっかり!!」「もう一回測って!!」いくつになってもやっぱり若い方がいいですよね。最後に、ささぐり泯江苑の通所リハビリテーションでコグニサイズを体験して終了となりました。
私たちは地域に寄り添う病院・施設でありたいと願っておりますので、今後も地域の方々に、当法人をより身近に感じていただける見学会を開催していく予定です。
参加された庄区いきいきサロンの皆様、本当にありがとうございました。
ささぐり泯江苑の栄養科に8月21日~25日まで九州栄養福祉大(食物栄養学部 栄養学科)3年生2名が栄養士実習に来ました。
特定給食施設で果たすべき多様な専門領域に関する、知識、技術の統合を図り、実践の場での課題発見や解決を通して総合的なマネジメントを行う能力を養うことを目的に実習を行いました。実習では、栄養士業務の実際を学ぶ事ができます。業務の流れがわかり、将来自分がどのような栄養士をめざすかの、きっかけなるのではないでしょうか。
実習を受けた2名の実習生からは、以下の感想をいただきました。
「短い間でしたが、学校で学ぶこととは違い、たくさんの人と接する機会が多く働くことの大変さを感じたと同時に充実感もすごく感じました。知識不足な所が多く、勉強するべき所がまだまだたくさんあることを改めて感じることが出来ました。利用者の人に実際に接することで、その人の現状を把握し、改善していくために考えていくことが大切なことが分かりました。自分の意見を相手に伝える場面が多かったので、自分の意見をしっかりと持つことが大切だと思いました。」
「私が今回5日間の実習を通して最も印象に残っていることは食事介助です。食事介助では利用者様の特徴に合わせた介助が必要であることが分かりました。そのため将来就職した際に利用者様の特徴をとらえた管理栄養士となりたいです。また、食事介助のほかにもデイサービスの方と接したり、調理など貴重な体験をこれから活かしていこうと思います。」
調理実習風景
7月21日(金)に篠栗町の金出地区で「お口の健康」をテーマに歯科医師と言語聴覚士による口の中の仕組みや働きと歯(義歯)の大切さ、口腔ケアの大切さ、口の中のトラブルについてお話させていただきました。口の中の乾燥を実際に体験してもらったり、嚥下体操を皆で行いました。その後、健康チェック(身長、体重、血圧、血管年齢、BMI)を行いました。年とともに嚥下機能が低下する事やお口の事については、始めて聞いたというかたも多く「お話が聞けてよかった。」「参考になった。」との声が聞かれました。
参加された金出地区の皆様、本当にありがとうございました。梅雨も明け猛暑になると思われます。水分補給はこまめに行い、熱中症に注意してお過ごしください。
歯科医師と言語聴覚士による講話
健康チェック(身長、体重、血圧、血管年齢、BMI)