5月8日(火)平成30年度第1回目の三野原病院施設見学会を行いました。
今回見学にお越しいただいたのは篠栗町のお隣、久山町の上久原のいきいきサロンの方11名の皆さまです。外来・診療部門、地域連携室、喫茶売店、歯科などの施設見学が行われ、リハビリ室ではサルコペニア(筋肉量の減少と筋力の低下から身体機能障害や生活の質の低下を起こす症候群)診断として実際に握力測定や歩行時間測定に参加していただきました。その後泯江苑に場所を移して、病院で提供している病院食を食べていただきました。今回のメニューは和風ハンバーグです。皆さんから美味しいというお言葉をいただきました。その後、身長・体重・血圧測定・血管年齢等の健康チェックとコグニサイズの体験をしていただきました。血管年齢の測定では、結果を見て喜んだり、ショックを受けたりと盛り上がっていました。当院にお見舞いにしか来た事がなかった方は、「病院の色んな事が分かって良かった」との感想を頂きました。
私たちは地域に寄り添う病院・施設でありたいと思っています。今後も地域の方々に当法人を身近に感じていただける見学会を開催していく予定です。
参加された久山町上久原のいきいきサロンの皆さま、本当にありがとうございました。
3月30日(金)に平成29年度 施設系サービス従事者向け認知症対応力向上シンポジウムのシンポジストとして福岡県介護老人保健施設協会からの依頼があり、ささぐり泯江苑の高島師長と直方中村病院認知症医療センターより立部氏、ナーシングセンター八幡より施設長の斎藤Dr3人がそれぞれの報告を行いました。
高島師長から認知症の取り組み・在宅復帰と課題・職員教育など、苑でどのように実施されているか資料を元に説明し、あっという間の1時間でした。斎藤先生も認知症とは病気であり人としての対応を忘れない事、BPSDには必ず意味がありしっかり分析することが必要ということを話されていました。今回の研修を通し生活の場であるささぐり泯江苑が利用者主体で介護職の協力のもと様々な活動が出来ている事も改めて実感し介護職を誇りに思いました。また利用者の笑顔を引き出せるように支援することが介護職の遣り甲斐となり介護現場の生産性を高めることに繋がっていくのではないかと感じました。老健協会の総会の後ということ、介護保険改訂最新情報説明会も予定となっており幹部ぞろいの中での発表に少し緊張しながらの報告でした。
第2部のシンポジウムでは法人でお世話になった釘崎先生の講演もあり介護職の離職が続く中、職員が自施設の組織人としての自覚を持てるよう育成していくことが大切、教育環境の変化と社会が進歩している事を私たちが受け入れないといけない事など貴重な話をきくこともできました。今回の介護保険改訂にもあるように認知症の方が住み慣れた土地で生活継続ができるようささぐり泯江苑での取り組みも継続していきたいと思います。
シンポジウムの会場風景
高島師長による認知症の取り組みの講話
3月23日(金)に篠栗町和田区の北浦台集会所にて、「腰痛予防」をテーマに健康講座を行いました。
まず初めに腰痛の発生機序や実際に骨模型を参加者の皆様に触れていただきながら脊椎の説明しました。次に日常での理想的な姿勢や日常生活で気をつけること、腰痛体操等を簡単にお話させて頂きました。お話の途中に、椅子に座ったまま行える腰部のストレッチを実際に参加者の皆様と行いました。参加者の皆様がとても熱心に取り組んで頂けたので、スタッフ共々とても楽しく笑顔の多い健康講座とすることができました。
今後も地域の方々の健康増進に少しでもお役にたてるような講座を開催していく予定です。参加された篠栗町和田区の皆様、本当にありがとうございました。今後もこのような機会がありましたら、宜しくお願い致します。
腰部ストレッチの実践風景