10月12日(金)、篠栗町大勢門地区の方々を招いて
平成30年度第4回目の『三野原病院施設見学会』が開催されました。
今回は、大勢門地区の皆様にご参加いただきました。
まず、はじめに、外来部門・地域連携室・喫茶売店・歯科の順に見学を行いました。熱心に耳を傾けておられ、内視鏡検査や骨密度測定装置に特に関心を持たれておられました。
その後、リハビリ室に移動し、サルコペニアの評価として、10mの歩行速度の測定や握力測定をしていただきました。皆さん、張り切って取り組まれて、測定結果をそれぞれ比べあいながら、和気あいあいとした雰囲気でした。
病院の見学を終えると、栄養科からの食事で気をつけること等の説明があり、その後はみなさん当院自慢の昼食を召し上がっていただき、「おいしい!!」と笑顔がこぼれていました。
昼食の後には、健康チェックとして、身長・体重測定、血圧測定、血管年齢測定を行いました。特に、血管年齢では実年齢とどのくらいの差があるのか気になる所で、喜ばれている方、がっかりされている方、様々でしたが自分自身の身体について知る良いきっかけになったのではと思います。
見学会最後の泯江苑デイケア体験では、輪になってコグニサイズを行い、足踏みをしながら都道府県名を答えるという課題に、皆さん苦戦されながら、「なかなか思いつかなくて難しい」と話されながらも、大いに盛り上がりました。
大勢門地区の皆様、お越しいただきありがとうございました。
三野原病院
地域連携室 長野
10月3日(水)に、ささぐり泯江苑入居者さまとスタッフで篠栗幼稚園の『運動会リハーサル』を観てきました。
入居者さまは、かけっこを見ては「がんばれ!」「がんばれ!」綱引きを見ては「がんばれ!」「がんばれ!」ポンポンを振って応援!! 玉入れには飛び入り参加し、園児たちと一緒に玉入れ。皆様いつも以上に張り切っていました。
小さな園児を見て「かわいいねぇ」「かわいいねぇ」と目尻が下がりっぱなしの皆様。かわいい園児さんからたくさんの元気をもらいましたね。
篠栗幼稚園の皆様、ご招待ありがとうございました!
ささぐり泯江苑
介護 宮田
8月1日(水)から10月1日(月)までの約2か月、ささぐり泯江苑で、
福岡女子大学大学院から『臨床栄養師研修生』を受け入れました。
臨床栄養師とは、臨床に特化した管理栄養士のことです。資格取得のためには、病院で700時間、介護領域で200時間のインターン研修が必要となります。ささぐり泯江苑は介護領域の臨床栄養師研修施設となっています。
研修生から一言感想をもらっています。
臨床栄養師研修を終えて
ささぐり泯江苑での200時間の研修を通して、非常に多くの介護の現場の魅力を知ることができました。その中でも特に、利用者一人一人の生活背景や個性などを長期にかけて理解し、じっくりと向き合い、信頼関係を築きながら栄養管理を行うことができるのは、慢性期ならではであり、大変魅力であると感じました。また地域健康教室や、地域ケア会議、パン作りなどにも参加させていただき、学校の授業では決して経験することのできない大変貴重な時間となりました。
泯江堂グループのスタッフの皆様はいつも温かく接して下さり、このような素敵な施設において研修できましたことを、心より感謝いたします。この研修で気付くことのできた自分の課題を、これからどう改善していくか、自分自身と向き合っていきたいと思います。
ささぐり泯江苑
栄養科長 入江