11月23日(木)、RUN伴+(ランともプラス)のリレー(パレード)に参加してきました。

RUN伴は、今まで認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。認知症の人との出会うきっかけがなかったがために、認知症の人へのマイナスイメージを持ってしまいがちな地域の人々も、喜びや達成感を共有することを通じて、認知症の人も地域で伴に暮らす大切な隣人であることを実感できます。
RUN伴は、そんなあらゆる人々の出会いの場をデザインし、顔の見えるつながりを各地で生んでいます。今回糟屋郡内6町合同でのリレーをそれぞれの町ごとで行いました。篠栗町は町内に認知症及び関連施設が多数あるために北勢門コース、勢門コース、篠栗コースと3ルートに分かれてリレー形式ではなくパレード形式で行いました。スタートの町民体育館よりたかさき脳神経外科までは合同でパレードを行い、その後それぞれのコースに分かれて病院などの各施設や町内の応援施設などを回りました。
私達の篠栗コースでは『アイアイささぐり』さん→在宅支援センターみのはらの『かんまち茶屋』→『ささぐり泯江苑』と回っていき、最後に各ルート篠栗病院で合流しました。篠栗病院からは三浦町長も合流されオアシス篠栗まで町内3ルート合同でパレードを行い一斉にゴールしました。

認知症は誰でもかかる可能性のある病気です。今回の活動を通じて少しでも認知症の人も地域で共に暮らす大切な隣人であることを実感していただければと思います。
三野原病院
総務課 入江









11月19日(月)、平成30年度第5回目の三野原病院施設見学会を行いました。

今回、見学にお越しいただいたのは久山町下山田地区のいきいきサロンの皆さまです。
最初の1時間で病院内の外来フロア(外来診療部、検査、地域連携室、喫茶)、歯科、リハビリを見学しました。
リハビリではサルコペニア(筋肉量の減少や筋力の低下)診断として握力や歩行時間の測定を行いました。その後泯江苑の食堂に場所を移し、当院で入院、入所の方に提供している当院自慢のお食事を召し上がっていただきました。

食事の後は少し休憩を挟んで、健康チェック(身長体重、血圧、血管年齢測定)に移ります。その後泯江苑の通所リハビリを見学して、コグニサイズ体験をしていただきました。コグニサイズ中は大きな笑いもあり、皆さん楽しそうに参加されていました。参加された久山町の皆さまとお話をしていて健康意識がとても高いと感じました。

私たちは地域に寄り添う病院施設でありたいと思っています。今後も地域の方々に当法人を身近に感じていただける見学会を開催していく予定です。今回参加された久山町下山田地区のいきいきサロンの皆さま、本当にありがとうございました。
三野原病院
地域連携室 佐多
10/29(月)から11/16(金)の3週間、三野原病院では精華女子高等学校から看護科2年生7名の臨地実習を受け入れていました。
実習を終えた学生さんから感想をいただきましたので、その一文をご紹介します。

私は今回の実習で、コミュニケーションの難しさを学びました。
実習の初めは、声をかけても反応が薄く会話が成り立っていない状況でした。どのように声をかけたらよいのか、無言になることもあり、不安でいっぱいでしたが徐々に患者さんからも声をかけていただく機会が増えました。これからコミュニケーション能力を高めていく事を頑張っていきたいです。

わたしは今回の実習でオムツ交換のはやさに驚きました。
看護師さんやケアさんが患者さまのオムツを取り替えるのがとてもはやかったです。学校の校内実習の練習でした時間の何十分の一ほどの時間しかかかっていなくてすごかったです。
役に立ったことは、患者さまに対する声かけの仕方です。一人で何かをされているかたには「何をしてるんですか」と話しかけたり、「今日の体調はいかがですか」と声をかけられていました。日常的に声をかけることはとても大切だと思いました。

患者さまに合った援助計画を立案するために、その患者さまにはなにが必要なのか観察することの難しさを学びました。
環境とは、空気や光だけではなく患者さまに関わる看護師も環境の一部だということを学びました。
オムツ交換のはやさに驚きました。

患者さまに一番大切なものは環境であることに気づくことができました。
わたしは病棟主任さんがいわれていた「環境は周りのものだけではなく、わたしたちも環境なんです」という言葉に感銘を受けました。三野原病院さんで実習をさせていただき、患者さま一人ひとりが個別性をもって、一日を大事に過ごされており、生活のスタイルを知ることができました。今回の実習で学んだことを生かし、次回からの実習を頑張りたいです。

わたしたちの練習が甘かったのを痛感しました。
ひとつひとつの援助でも、患者さまのADLが違うため、その患者さまのADLに合わせて援助を行っていくこと。また生徒同士の練習で、生徒が患者役をしたときと、実際の患者さまの援助をしたときに、いかに私たちの練習が甘かったのを痛感しました。

さまざまな職種が連携することにより、よりよい看護を行うことができていることがわかりました。
またカルテの見方やストレッチャーによる移送など、普段、学校では学ぶことができない内容を学ばせていただき、とてもよかったです。今回学ばせていただいたことを、これからの学校の実習や病院実習で生かしていきたいです。

3週間、たくさんのご指導やご助言ありがとうございました。
初めての実習で不安しかなかったけど、教育師長さんや指導者さんをはじめとするたくさんの病院の方々にいろいろなご指導、ご助言をいただいてたくさんのことを学ぶことができました。今回の実習で学んだことを学校生活、つぎの実習にいかしたいです。
学生のみなさん3週間の実習お疲れさまでした。
法人広報委員会
検査科 川島





















