10/29(月)から11/16(金)の3週間、三野原病院では精華女子高等学校から看護科2年生7名の臨地実習を受け入れていました。
実習を終えた学生さんから感想をいただきましたので、その一文をご紹介します。
私は今回の実習で、コミュニケーションの難しさを学びました。
実習の初めは、声をかけても反応が薄く会話が成り立っていない状況でした。どのように声をかけたらよいのか、無言になることもあり、不安でいっぱいでしたが徐々に患者さんからも声をかけていただく機会が増えました。これからコミュニケーション能力を高めていく事を頑張っていきたいです。
わたしは今回の実習でオムツ交換のはやさに驚きました。
看護師さんやケアさんが患者さまのオムツを取り替えるのがとてもはやかったです。学校の校内実習の練習でした時間の何十分の一ほどの時間しかかかっていなくてすごかったです。
役に立ったことは、患者さまに対する声かけの仕方です。一人で何かをされているかたには「何をしてるんですか」と話しかけたり、「今日の体調はいかがですか」と声をかけられていました。日常的に声をかけることはとても大切だと思いました。
患者さまに合った援助計画を立案するために、その患者さまにはなにが必要なのか観察することの難しさを学びました。
環境とは、空気や光だけではなく患者さまに関わる看護師も環境の一部だということを学びました。
オムツ交換のはやさに驚きました。
患者さまに一番大切なものは環境であることに気づくことができました。
わたしは病棟主任さんがいわれていた「環境は周りのものだけではなく、わたしたちも環境なんです」という言葉に感銘を受けました。三野原病院さんで実習をさせていただき、患者さま一人ひとりが個別性をもって、一日を大事に過ごされており、生活のスタイルを知ることができました。今回の実習で学んだことを生かし、次回からの実習を頑張りたいです。
わたしたちの練習が甘かったのを痛感しました。
ひとつひとつの援助でも、患者さまのADLが違うため、その患者さまのADLに合わせて援助を行っていくこと。また生徒同士の練習で、生徒が患者役をしたときと、実際の患者さまの援助をしたときに、いかに私たちの練習が甘かったのを痛感しました。
さまざまな職種が連携することにより、よりよい看護を行うことができていることがわかりました。
またカルテの見方やストレッチャーによる移送など、普段、学校では学ぶことができない内容を学ばせていただき、とてもよかったです。今回学ばせていただいたことを、これからの学校の実習や病院実習で生かしていきたいです。
3週間、たくさんのご指導やご助言ありがとうございました。
初めての実習で不安しかなかったけど、教育師長さんや指導者さんをはじめとするたくさんの病院の方々にいろいろなご指導、ご助言をいただいてたくさんのことを学ぶことができました。今回の実習で学んだことを学校生活、つぎの実習にいかしたいです。
学生のみなさん3週間の実習お疲れさまでした。
法人広報委員会
検査科 川島
平成30年10月20日(土)、「みんこうどう ささぐり健康フェスタ2018」を開催いたしました。
前日まで降っていた雨も上がり青空のもと、地域のお子様からお年寄りまで多くの方々にご来場いただき、各ブース、盛り沢山のイベント、商品が売切れてしまう出店など、すごく盛り上がりました。
体力測定、脳年齢、血管年齢、肌年齢、体組織年齢チェック
認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」
地元 篠栗中学校の太鼓部、吹奏楽部によるすばらしい演奏
地元サークル「キッドビクス」 琉球國祭り太鼓「エイサー」
佐田整形外科病院長 佐田正二郎先生による
特別講演「健康ウォークでラクラク長生き」
いつも元澄院長のソロでしたが・・・今回は…
佐田正二郎先生とセラピストのバンド仲間によるスーパーライブ
当法人では、地域の皆様の健康を守る為に、地域に寄り添った医療・介護サービスの提供とその情報発信を継続していくよう、地域の皆様との交流を大切にしていきたいと思っています。ご来場いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今まで駐車場の誘導員などでしか参加したことがなかったので、こんなにすばらしい数々のイベントを見たのは初めてでした。来賓の方からも「晴れて良かったね」「大変やろうけど頑張れ!」など、あたたかい言葉もいただきました。皆様、本当にありがとうございました。
健康フェスタ2018実行委員長
ささぐり泯江苑 宮本
10月12日(金)、篠栗町大勢門地区の方々を招いて
平成30年度第4回目の『三野原病院施設見学会』が開催されました。
今回は、大勢門地区の皆様にご参加いただきました。
まず、はじめに、外来部門・地域連携室・喫茶売店・歯科の順に見学を行いました。熱心に耳を傾けておられ、内視鏡検査や骨密度測定装置に特に関心を持たれておられました。
その後、リハビリ室に移動し、サルコペニアの評価として、10mの歩行速度の測定や握力測定をしていただきました。皆さん、張り切って取り組まれて、測定結果をそれぞれ比べあいながら、和気あいあいとした雰囲気でした。
病院の見学を終えると、栄養科からの食事で気をつけること等の説明があり、その後はみなさん当院自慢の昼食を召し上がっていただき、「おいしい!!」と笑顔がこぼれていました。
昼食の後には、健康チェックとして、身長・体重測定、血圧測定、血管年齢測定を行いました。特に、血管年齢では実年齢とどのくらいの差があるのか気になる所で、喜ばれている方、がっかりされている方、様々でしたが自分自身の身体について知る良いきっかけになったのではと思います。
見学会最後の泯江苑デイケア体験では、輪になってコグニサイズを行い、足踏みをしながら都道府県名を答えるという課題に、皆さん苦戦されながら、「なかなか思いつかなくて難しい」と話されながらも、大いに盛り上がりました。
大勢門地区の皆様、お越しいただきありがとうございました。
三野原病院
地域連携室 長野