病年は年号が ”令和”にかわりました。そんなお祝いムードの令和で最初のクリスマスコンサートを12月19日(木)に三野原病院リハビリテーション室にて開催いたしました。
今年は、三野原元澄院長と同じ九州大学神経内科の同門で、日頃から親交が深い丸山俊一郎先生率いる『アンサンブル響(ひびき)』と、今年で出演5回目になる篠栗幼稚園の年長組園児のみなさんにご出演いただきました。
最初は、『小さなサンタさん』の園児たちが可愛い歌と元気な踊りで、つめかけたお客様(患者・利用者)に笑顔と元気をプレゼントしました。
次に、丸山俊一郎先生とアンサンブル響の6名による、バイオリンやピアノを使った本格的なクラシック演奏を聴かせていただきました。
*丸山俊一郎先生について
最後は、幼稚園児とアンサンブル響のコラボレーション!一緒にステージに立つのは初めてなのに、ピアノ演奏と園児の歌と踊りはぴったりマッチング!
篠栗幼稚園の園児たち、アンサンブル響と丸山先生、クリスマスムード満載の楽しいひとときをありがとうございました。
三野原病院
総務課 丸山
11月28日と11月30日に医療安全院内感染研修を開催しました。
まず、2病棟冨田師長より医療安全管理について、「なぜ医療事故は起こるのか?」そしてその対策についての講話がありました。ヒューマンエラーを防止するためには、チームや組織全体の在り方を見直すことが必要だということを学ぶことができました。
次に、臨床工学技士の和田副主任より輸液ポンプ・シリンジポンプの安全使用についての講話がありました。ポンプの使い分けや使用時の注意点、経腸栄養を行う際の誤接続防止について学ぶことができました。
そして、金山副主任からは個人情報保護についての講話があり、よくある質問を例示して、それに対する回答を説明していただきました。また、パソコンを使う際のコンピューターウイルスに対する注意点も話され、セキュリティーソフトについても学ぶことができました。
最後に、津田総師長より感染症についての講話があり、当法人での実例をもとに、感染症が発症した際の対応や対策を学ぶことができました。また、災害時の感染対策についてもお話があり、まとめとして「ウイルスは湧いてこない、どこからかやってくるものであるため、それを受け入れないための手洗いに勝るものはない」という言葉が印象的でした。
*参加された職員の感想
・個人情報に関して深く関わる部署のためよく考えて発信し、パソコンの取り扱いに気を付けていきたい。
・安全管理について医療従事者として知っておくべきことが学べてよかった。
・インスリンの事例等を聞いて、再確認することができた。
*今回の研修では院内の職員のみによる講話でしたが、それぞれがこれまでに培ってきたキャリアや知識・技術を活かしたお話をしていただくことができました。今回の研修でそれを学んだ職員たちも各部署において活かしていき、患者さま・利用者さまにより良い医療・介護サービスを提供できるよう努めていきたいと思います。
法人教育委員会
ささぐりの里 管理者 池田
こんにちは!三野原病院リハビリテーション部作業療法士の鍋です。最近はコグニサイズでの教室・講座が増え、地域の方々とふれあう機会が多くなり、地域のことを知る機会が増え嬉しく思っています。さて、今回はオアシス篠栗で町の協力員をされている方々と、国立長寿医療研究センターで開発された「コグニサイズ」の研修を行なってきました。「コグニサイズ」という言葉、もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、コグニション(認知課題)とエクササイズ(運動課題)を足したものが、「コグニサイズ」です。つまりは、頭を働かせながら、運動を行なうことです。それが、認知症予防に効果があるとされています。
講座では、初めに筋トレ・ストレッチを行い、実際に「コグニサイズ」を行い体験して頂きました。「コグニサイズ」は数字・言葉・歌など様々な種類のものがあります。今回は、時間の都合もありその中の一部分だけしか出来ませんでした。体験の中では、皆様沢山の笑顔が見られ楽しんで行なえていたように感じます。この様に楽しんで行うことが継続できるコツであり、重要だと感じます。また、個人的にはもっと沢山のことを皆様に伝え、地域の介護予防に役立てて頂けたらと感じました。今後もこういった機会を得ることが出来ましたら、積極的に関わっていきたいと思います。
今回、この講座に参加された方々は約50名でした。こんなに多くの町の方々が参加して下さり、とてもやりがいがあり嬉しいことでした。参加して下さった地域の皆様と、企画して下さいました町の職員の方々に感謝致します。ありがとうございました。
三野原病院
リハビリテーション部 鍋