当苑の認知症専門棟(50床)は、徘徊対応の回廊式廊下となっており、中等度~高度の認知症(認知症高齢者の日常生活自立度Ⅲ、Ⅳ、M)まで入所できます。一定の専門研修を受けた職員を配置し、認知症があってもその人らしく生活できる援助の糸口をチームで見出し、サポートしていきます。 家庭的な雰囲気の中で、心穏やかに過ごしていただけるよう利用者様に寄り添うケアを大切にしています。
その人らしさを大切にしたケア
利用者様にとって落ち着ける生活環境を整えていきます。
利用者様が今できる事や好まれる事を見出していき、施設内でも何かしら役割を持っていただくことで自信を取り戻し、毎日をイキイキとお過ごしいただきたいと考えています。 そのために個人の生活史や生活習慣を大切にし、入苑後も出来るだけ継続して頂けるよう配慮・サポートしていきます。
笑顔を引き出すために
施設へ入所するといった生活環境の急な変化に、利用者様が戸惑われることを心配されるご家族様も多くいらっしゃいます。 確かに認知症の方の多くは不安な気持ちを抱えておられ、ちょっとしたきっかけで怒りだしたり、眉間にシワを寄せて表情を険しくされたりしますが、 まずは寄り添い、お話にじっくりと耳を傾ける事からはじめ、スタッフとの信頼関係を築いていきます。 焦らず少しずつ施設に慣れていただき、ご家族様にもご協力頂きながら笑顔の絶えない穏やかな苑生活をお過ごしいただけるよう努めていきます。 |
認知症専門棟の概要
【施設概要】 ・入所定員 50名 ・当苑では行動抑制せず、自由に動いていただくことを基本にし、廊下の至るところにソファーや椅子を置き、休憩や風景を楽しめるようにしています
・ご家族様とのゆっくりとした時間を楽しめるように、談話室を設けています
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【日常生活】 ・寝食分離を基本とし『寝たきりにならない生活』を目指しています
・毎日の生活やレクリエーション、各月の行事・お楽しみ会など、楽しく入所生活を送れるようにサポートしています
・利用者様の今、この時、その思いを大切に受け止める事が出来るよう心がけています
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看護師長 高島 幸子 |
【 認知症専門棟スタッフ 】 |
【リハビリテーション】 ・生活リハビリテーションを中心に、リハビリテーション専門スタッフによる個人リハビリテーションも随時行っています
リハビリテーションの詳細は ⇒ 「こちら」
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お申し込みについて
・入所ご希望の方は、地域連携室へお問い合わせください
・事前に、見学等のご希望があれば、遠慮なくお申し付け下さい