泯江堂 三野原病院 看護部
教 育 体 制
私たち三野原病院看護部の職員は、選ばれる病院を創造するために、教育体制の強化に取り組んでいます。
意欲的に学習することで、日々刷新されている知識や技術に対応し、自信をもって患者およびそのご家族に向き合ってほしいと思います。
そのことが患者・ご家族は安心して職員に看護・介護を委ね,職員は看護・介護することの喜びを感じるという相互作用を生み出すことにつながっていくと考えています。

教育担当 永田 英子
教育担当の紹介
【 略歴 】
九州大学医療技術短期大学部看護学科卒業、
放送大学教養学部卒業、
約21年間 高校専攻科や専門学校で看護師教育に携わる、
2017年より教育師長、
その他専門学校で非常勤講師として活動、
放送大学大学院文化科学研究科(修士課程)在学中、
2023年より教育担当、
【 資格または認定 】
看護師免許, 高等学校教諭一種免許(看護),
看護教員養成講習会修了, 医療メディエーター,
認知症ケア指導管理士, 健康予防管理士,
キャラバンメイト, ストレスチェック実施者など
研 修 体 制

看護職員の学習意欲をサポート
・管理職育成
・教育者育成
・中堅看護師育成
・スペシャリスト育成

ワークライフバランスを支援
するために勤務時間内の研修
を企画


不安に感じる知識・技術をサポート
中途採用者やブランクを経ての入職者には,
未経験であったり不安に感じている知識・
技術に関して、定期的にOJTを実施

介護職員の何故に答えます。
食事・排泄・清潔・移乗など
療養上の世話に必要な技術を、
根拠を明らかにしながら指導
外 部 研 修
資格獲得、委員会活動の活性化のみならず個人のスキルアップを積極的に応援し、看護の質の向上を図ります。
| 参 加 者 数 | 費 用(研修費・交通費) | |
|---|---|---|
| 平成30年度 | 158名 | 1,712,901円 |
| 平成29年度 | 135名 | 704,248円 |
| 勤務扱い (4時間が超えない場合) 日祝日参加も含む | 勤務扱い (4時間が超える場合) 日祝日参加も含む | 参加費 | 宿泊・交通費 | |
|---|---|---|---|---|
| 役職者のレベルアップまたは各個人のスキルアップのために参加する研修 | 半日扱い | 1日扱い | 全額支給 | 全額支給 |
| 免許、資格、認定等の取得可能な研修 | 半日扱い | 1日扱い | 半額支給(※条件あり) | 半額支給 |
院 内 研 修
2018年度より、ランチョンセミナー形式で月に1,2回の頻度で開催しています。1年間の述べ参加者人数は1,000人を超え、毎回良い評価をもらっています。
2019年度からは、外部講師だけでなく院内の各専門職者を講師に招き、ステージを使用しての実演も含め、日ごろ思っている『何故?何?』の解消や、臨床現場ですぐに使えるケアなどをテーマに開催しています。
新 入 職 者 研 修 ・ 習 得 度 別 研 修
新人採用や中途採用など様々なレディネスを背景に入職してこられる職員に対応し、新入職者研修を実施しています。
病院・看護部の理念や各病棟の特徴を踏まえ、当院で頻度の高い看護技術を、根拠を明らかにしながら演習を交えて指導します。中途採用者に対しては、初めての技術や自信のない技術など、選択して参加できます。
| 概 要 | 技 術 項 目 | 講 義 | 演 習 |
|---|---|---|---|
| 病院の理解 | 三野原病院看護部について | 〇 | |
| 各病棟の特徴 | 〇 | ||
| 看護倫理 | 〇 | ||
| 医療安全 | |||
| 栄養 | 経管栄養法の実施 | 〇 | |
| 経鼻胃チューブの挿入 | 〇 | ||
| 胃瘻・腸瘻の管理 | |||
| 排泄 | 留置カテーテルの挿入・観察 | 〇 | |
| 導尿 | 〇 | ||
| ストーマケア | 〇 | 〇 | |
| 呼吸 | 酸素ボンベの取り扱いと酸素吸入 | 〇 | 〇 |
| 超音波ネブライザーの実施 | 〇 | 〇 | |
| 鼻腔・口腔内吸引 | 〇 | ||
| 気管内吸引(開放式) | 〇 | ||
| 気管内吸引(閉鎖式) | 〇 | 〇 | |
| CPAPの操作・管理 | 〇 | 〇 | |
| 人工呼吸器の操作・管理 | 〇 | 〇 | |
| 創傷処置 | 褥瘡の処置と観察 | 〇 | |
| 検査 | 12誘導心電図の計測準備 | 〇 | |
| 24時間持続心電図モニターの管理と記録 | 〇 | 〇 | |
| 静脈血の採血と正しい検体の取り扱い | 〇 | 〇 | |
| 血糖測定 | 〇 | 〇 | |
| 与薬 | 薬物の理解 | 〇 | |
| インスリンの種類・用法と副作用の理解 | 〇 | ||
| 経直腸与薬 | 〇 | 〇 | |
| 舌下与薬 | 〇 | 〇 | |
| 与薬 | 外用薬(点眼・点鼻・貼用)の与薬 | 〇 | 〇 |
| 皮内注射 | 〇 | ||
| 皮下注射(特にインスリン) | 〇 | ||
| 筋肉注射 | 〇 | ||
| 静脈注射 | 〇 | ||
| 点滴静脈内注射(含:固定) | 〇 | ||
| 中心静脈カテーテル挿入の介助・管理 | 〇 | 〇 | |
| 輸液ポンプの準備・管理 | 〇 | 〇 | |
| シリンジポンプの準備・管理 | 〇 | 〇 | |
| 感染予防 | 標準予防策の理解 | 〇 | 〇 |
| PPEの正しい着脱 | 〇 | 〇 | |
| 医療用廃棄物の正しい分別廃棄 | 〇 | 〇 | |
| 隔離患者に対する感染防御 | 〇 | ||
| 救命 | 除細動器の準備・介助 | 〇 | 〇 |
| その他 | 血液透析 シャントの観察とケア | 〇 | 〇 |
| 記録 | 看護過程と記録 | 〇 |
※講義・演習は研修修了者による指導にて実施します。
委 員 会 活 動
患者・家族に安心できる看護を提供するために、感染対策、安全対策、褥創対策を盛り込んだ看護基準、看護手順、マニュアルを整備します。また看護業務に関する情報を収集・分析し安全かつ効率的に看護業務が遂行できるように、看護の標準化を行い、看護の質の向上をはかります。
| 委員会の構成 | 取組み |
|---|---|
| 看護部教育委員会 | 院内研修や伝達講習の開催と新しい研修の企画 |
| 看護部業務委員会 | 業務内容の見直しや手順書の作成 |
| 看護部記録委員会 | 看護記録の充実と学習 |
| 感染防止委員会 | 感染管理の啓発と徹底や院内巡回 |
| 医療安全委員会 | インシデントレポートの分析と対策の推進 |
| 身体抑制廃止委員会 | 身体抑制廃止のためのマニュアル作り |
| 褥瘡対策委員会 | 褥瘡予防や対策の研修企画やマニュアル作り |
看 護 実 習 生
各病棟に研修を修了した実習指導者を配置し、実習の受け入れを行っています。専門職者の責務として後輩の育成に関ることは、自らの看護観を醸成し看護師としての成長を促すことにもつながります。
| 実 習 校 | コ ー ス |
|---|---|
| 福岡県立大学 | 看護学部看護学科 |
| 福間看護高等専修学校 | 看護科 |
| 精華女子高等学校 | 看護科 |
| 福岡医健・スポーツ専門学校 | 看護科 |
| 実 習 校 | コ ー ス |
|---|---|
| 福岡県立大学 | 看護学部看護学科 |
| 実 習 校 | コ ー ス |
|---|---|
| 福岡県立大学 | 看護学部看護学科 |
| 実 習 校 | コ ー ス |
|---|---|
| 福間看護高等専修学校 | |
| 福岡県立大学 | 看護学部看護学科 |
| 福岡県看護協会 | 訪問看護養成講習会 |
| 福岡県立須恵高等学校 | ふれあい看護体験 |
| 精華女子高等学校 | 看護科 |
| 実 習 校 | コ ー ス |
|---|---|
| 福岡県立大学 | 看護学部看護学科 |
| 精華女子高等学校 | 看護科 |
| 福間看護高等専修学校 | |
| 福岡医健専門学校 |
| 実 習 校 | コ ー ス |
|---|---|
| 精華女子高等学校 | 看護科 |
| 福岡県立大学 | 看護学部看護学科 |



