R4年3月 職員の一言

<R4.3.7> 看護師

私は昨年、還暦を迎えました。すると徐々に残りの人生の事が気になるようなりました。丁度その頃、お笑いタレントの田村淳さんの母である久仁子さんの話を耳にしました。久仁子さんは、2020年8月に72歳、肺癌で亡くなっています。看護師だった久仁子さんは「延命治療はしない」と決め、淳さんはその意思を尊重して母の旅立ちを手厚く見送ったそうです。私が感銘したのは、久仁子さんが亡くなる前から自分の葬式の段取りを決めていたり、遺品を何一つ残さず、指輪などの装飾品は事前に形見分けをして、残された夫や子ども達が困らないよう全てを済ませてあったことです。私は昔から物を捨てられない性分ですが、これを機に断捨離を始める事にしました。断捨離のポイントは今の自分に必要か必要じゃないか、自分軸で物事を見るように変える事だそうです。先日、主人から部屋を掃除されるたびに自分の物が無くなっていると言われ、そういえば、必要な物、不要な物、保留の物と分けるときに、主人に関する物が一番捨てているなぁと気づきました。主人には今度、春物のセーターを買ってこようと思っています。人生いつどうなるか分かりません。これから主人と一緒に少しずつ断捨離を続けていこうと思います。

<R4.3.14> 検査技師

先月、医療費控除の確定申告をしてきました。というのは、2年前に歯と歯のすきまを矯正しに歯科に行ったところ、矯正する前に歯茎の状態が悪いのでそれを治療してからということになりました。歯石を取るのに歯と歯茎のすきまの歯周ポケットが深く歯石を取るのに器具が入らないということで、歯茎を切って歯石をとって歯茎を縫合するということを上の歯3回、下の歯3回、計6回に分けて行って、そのあと矯正し、差し歯も換えたりして年間30万ほどかかりました。去年コロナ禍で行けなかったので、今年、初めて医療費の控除の手続きをしに税務署に行ってまいりました。今はひどくならないように3ヵ月に1度は歯石を取ってもらっています。皆さんも歯は大切にしてください。

<R4.3.28> 看護師

今年は子供たちの節目の年になりました。長男は1月に成人式を迎え、次男は3月17日に小学校を卒業し4月からは中学生になります。長男は障害を持って生まれましたが、彼のペースで成長してくれてあっという間の20年間でした。誕生日も1月だったので、その日は主人とも「お疲れ様でした」と声を掛け合いました。次男の卒業式はコロナのこともあり心配しましたが、夫婦2人で参列し、「明るく楽しい家族の中で生活できてうれしいし、おいしいご飯を食べさせてくれてありがとう」という次男らしい優しくユーモアのある内容の手紙を卒業式でもらいました。2年生の時から定期的に腕相撲をし、母親の強さを感じさせていたのですが、卒業式の前日に負けてしまいました。5年生で身長を抜かれ、今は172センチとなった息子に負けたのは仕方ないのかなぁと思っていますが、とても悔しかったです。障害を持つ子の子育ては全く想像できず、仕事との両立は大変でしたが、多くの人達から支えられてできたことだったと感謝の気持ちでいっぱいです。次男の子育てでは、健康のありがたさや子育ての楽しさを感じています。次男の友人を通して、その保護者の方と仲良くなり、今では何でも相談し頼れる2人の友人ができました。この友人達とそれぞれの定年時に、お疲れ旅行に行こうと話していたら、次男から「母の定年時は俺が3人の旅行費を出してあげるよ」と声がかかり、それぞれの子供たちも「俺も」と言ってくれた姿が頼もしく見え、うれしかったです。まだ定年は先の話で子供たちがその時まで覚えてくれているかはわりませんが、このことを楽しみに仕事を含め多くのことを頑張っていきたいと思っています。