H29年10月 職員の一言

<H29.10.2> 介護福祉士

今年の八月に、知覧特攻平和会館に行ってきました。特攻隊の方達が大切な人に贈られた手紙などがたくさん展示されていました。一枚紹介致します。「お母さん私はあと三時間で祖国のために散っていきます。胸は日本晴れ。本当ですよお母さん。少しも怖くない。しかしね、時間があったので考えてみましたら、少し寂しくなってきました。それは、今日私が戦死した通知が届く。お父さんは男だからわかっていただけると思います。が、お母さん。お母さんは女だから、優しいから涙が出るのではありませんか。弟や妹たちも兄ちゃんが死んだといって寂しく思うでしょうね。お母さん。こんなこと考えていましたら、私も人の子。やはり寂しい。しかしお母さん。考えてみてください。今日私が特攻隊でいかなければ、どうなると思いますか。戦争は、この日本本土まで迫って、この世の中で一番好きだったお母さんが死なれるから私は行くのですよ。母さん。今日私が特攻隊でいかなければ、年をとられたお父さんまで銃をとるようになりますよ。だからね。お母さん。今日私が戦死したからと言って、どうか涙だけは耐えてくださいね。でもやっぱりだめだろうな。母さんは優しい人だったから。お母さん、私はどんな敵だって怖くありません。私が一番怖いのは、母さんの涙です。」自分の死を目の前にした方たちが、何よりも大切にされたのは、自分の命ではなく、家族や恋人など自分が大切に想う人の命でした。生き方や考え方を考えさせられる良い体験になりました。皆さんも一度行かれてみてはどうでしょうか。

<H29.10.16> 看護師

熊本地震から1年半が経ちました。少しずつ復興も進み、自宅が半壊して工事解体の要請があった建物は、約九割近く修理が終了したとのことです。しかし、業者不足のため、住まいの再建が遅れている状況にあり、まだまだ復興への課題は多く残されています。私の実家も半壊とみなされ、すこしずつ修理をしながら進んでいる現状ですが、両親はまたいつか地震が来るかもしれないという恐怖心が消えないと話していました。地震の少し前に築百年の古民家風のフレンチ料理店をオープンさせた弟夫婦のお店でも地震当日全く電話が繋がらず、倒壊したのではないかと不安でしたが、お店の中の物はほぼ壊れてしまったものの、弟夫婦もお店も無事で、ほっとしたことを覚えています。しばらく、お店もオープンできず、苦しい日々で辛い日々を過ごしていたようですが、この一年半本当にたくさんの人の支援があり、感謝してもしきれない人の温かさを痛感する一年半だったと先日話していました。おかげさまで、今は起動に乗り、雑誌に載ったりテレビで取材を受けたりもしているようで、忙しい日々を毎日送っているようです。まだまだ地震の爪痕が残る熊本ですが、とても良いところなので、ぜひ足を運んでいただけたらいいなと思っております。

<H29.10.23> 理学療法士

私の趣味関連のもので、ボランティアニットというものがあるので、紹介したいと思います。ボランティアニットとは三井住友海上の社員ボランティア組織が1992年より行ってきた、世界で支援を必要とする子供たちに手編みのセーターやマフラー、帽子を贈り、贈り手の名前とメッセージを寄付金を添えて贈るボランティア活動です。2000年代に入り、大手手芸メーカーがその活動内容に賛同し、活動内容を広めています。なぜ既製品でなく、手編みのものを贈るのかというと、子供たちを厳しい寒さから守るだけでなく、自分の存在意義を持ち、この世に生を受けたかけがえのない存在であるというメッセージを届けるためです。ここ数年は1979年から始まった長い紛争とテロの脅威に怯えながら、貧しく苦しい生活を強いられているアフガニスタンの子供立ちへ贈られています。年に一度夏ごろに募集要項がホームページ上で発表され、10月頃に受付が開始され、冬に子供たちに届けらるような仕組みになっています。興味のある方がおられましたら、こういったボランティア活動もあるので、いかがでしょうか。私も今、子育てや仕事で忙しいですが、1年かけて少しずつ編み進めたものを子供たちに届けたいと思います。

<H29.10.30> 調理師

週末お休みだったので、娘の希望により、天神にパンケーキを食べに行きました。ふわふわのパンケーキの大きめのものを二枚に、グラノーラ、粉砂糖がかけられ、生クリームとミルクジェラートのトッピングと、たくさんのフルーツが添えられていました。50種類ものドリンクメニューからパンケーキにはセットドリンクをつけることができました。カフェラテやカフェモカなどを注文すると、くまやうさぎのラテアートがされてでてきます。場所はH&Mやauショップのある通りの脇へ入ったところにあるおしゃれなお店です。皆さんもよかったら行ってみてください。