H28年7月 職員の一言

<H28.7.11> 看護師

私自身の小さい頃からの夢としてこれまで持ち続けていたのは、人の役に立つ仕事に就くことでした。下の娘が高校に入学と同時に私も看護学校に入学し、その後は学校と仕事と家庭と歯を食いしばりながら5年間で国家資格に合格することができました。年齢がいって看護の道を目指したせいか若い頃のようにいかず、このごろは特に覚えも悪く、周りにとても迷惑を掛けていますが、患者様のありがとうと笑顔に支えられて頑張っていること、また周りの3階スタッフならびに全スタッフの皆様に支えられて頑張っています。これからも宜しくお願いします。

<H28.7.25> リハビリスタッフ

今日は認知症とアロマテラピーについてお話をさせていただきます。私達が吸いこんだ臭いの分子は鼻腔を通ってその奥にある臭神経から海馬のある大脳辺縁系へと瞬時に伝達されます。アルツハイマー型認知症では記憶を蓄える海馬の萎縮がみられます。また、本能的な情動に関する扁桃体やホルモン分泌を調節して自律神経をコントロールする視床下部にも障害が起こることがわかっています。アロマテラピーではアロマを使用することで直接それらの細胞に刺激を与えて脳を活性化させることができるそうです。アロマオイルの利用方法は昼は交感神経優位となるようにローズマリーカンファとレモンオイル、夜は副交感神経優位となるようにラベンダーとオレンジオイルを使用します。それぞれの役割が効果を発揮し、人が朝目覚めて、夜は眠くなるといったサーガディアンリズムを正常に機能させてくれます。アロマを使用することで、認知症の予防と改善が期待できます。興味のある方はぜひ香りを楽しみながら使ってみてはいかがでしょうか。