院内研修『医療安全・院内感染・医薬品・医療ガス』を開催しました。

6月27日(木)と6月29日(土)に、院内研修を二日に亘って開催しました。一日目には106名、二日目には76名の参加がありました。

の研修を開催するにあたって、法人教育委員会が各講師に依頼したテーマは「院内で発生したインシデント報告から、その事象におけるエラー回避する」について学ぶ機会にしてほしいと依頼をしました。

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医療安全部門委員会長の篠崎歯科医師からは、「チェック、どこでしていますか?」を題にヒューマンエラーのメカニズムからの医療行為におけるダブルチェックの方法について講話されました。

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株式会社朝日酸素商会の濱田さまからは、「医療用ガスの安全な取扱いについて」題に酸素ボンベの圧力・流量計の取付け方法の実演をまじえた、ボンベ・院内配管の安全な取扱いについて講話されました。

感染部門委員会(ICT)長の東原看護師長からは、「ICT活動の実践と感染対策」題にこれまでのICTでの取組んできたことからの効果を、多数の改善前後の写真から、その有意義を中心に講話されました。

aIMG_6401薬剤科大原課長からは、昨年度の薬剤関連インシデント報告をもとに、もっとも報告の多かった「指示が正確に伝わらない」からの正しい情報を共有するための、その伝達ツール『SBAR:エスバー』の紹介と、「粉砕してはいけない薬」題に「その薬はつぶしても大丈夫ですか?」と参加しているスタッフに問いかけるように講話されました。


研修にされた方の感想

20180707「感染対策等気をつけて今後活用していきたい」20180707「ダブルチェックの重要性の再認識出来た」20180707「ICT活動の重要性を再確認いたしました」20180707「粉砕したらいけない薬があることを知らなかったので、とても勉強になりました。」20180707「ミスをなくすためにダブルチェックやお互いにしっかりコミュニケーションをとることが大切だと感じました」


 

病院・施設内には様々な職種があり、初めて聞いたことやそうでないものとあると思いますが、この研修で学んだことをそれぞれの現場に置き換えて考えて行動して頂ければと思います。また研修が定期的に行われることは働く者の意識向上、改善に役立つと思います。

法人教育委員会

検査科 川島