11月28日と11月30日に医療安全院内感染研修を開催しました。
まず、2病棟冨田師長より医療安全管理について、「なぜ医療事故は起こるのか?」そしてその対策についての講話がありました。ヒューマンエラーを防止するためには、チームや組織全体の在り方を見直すことが必要だということを学ぶことができました。
次に、臨床工学技士の和田副主任より輸液ポンプ・シリンジポンプの安全使用についての講話がありました。ポンプの使い分けや使用時の注意点、経腸栄養を行う際の誤接続防止について学ぶことができました。
そして、金山副主任からは個人情報保護についての講話があり、よくある質問を例示して、それに対する回答を説明していただきました。また、パソコンを使う際のコンピューターウイルスに対する注意点も話され、セキュリティーソフトについても学ぶことができました。
最後に、津田総師長より感染症についての講話があり、当法人での実例をもとに、感染症が発症した際の対応や対策を学ぶことができました。また、災害時の感染対策についてもお話があり、まとめとして「ウイルスは湧いてこない、どこからかやってくるものであるため、それを受け入れないための手洗いに勝るものはない」という言葉が印象的でした。
*参加された職員の感想
・個人情報に関して深く関わる部署のためよく考えて発信し、パソコンの取り扱いに気を付けていきたい。
・安全管理について医療従事者として知っておくべきことが学べてよかった。
・インスリンの事例等を聞いて、再確認することができた。
*今回の研修では院内の職員のみによる講話でしたが、それぞれがこれまでに培ってきたキャリアや知識・技術を活かしたお話をしていただくことができました。今回の研修でそれを学んだ職員たちも各部署において活かしていき、患者さま・利用者さまにより良い医療・介護サービスを提供できるよう努めていきたいと思います。
法人教育委員会
ささぐりの里 管理者 池田