車椅子ゲストティーチャーとして招待されました。

2019年11月22日(金)篠栗小学校3年生対象の「こころのバリアフリー」と題した総合学習にゲストティーチャーとして参加させていただきました。

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私が車椅子体験で伝えたいこと、それは、子供たちが自分たちの学校や地域を車椅子で『歩く』体験をすることにより、車椅子利用者を同じ地域に住む隣人として理解し、最終的には子供たち自身が地域のバリアフリーについて考えてくれることでした。車椅子の安全な使い方はもちろんですが、まず「心のバリア」をなくす為に必要なこと。それは『その人を知ること』、挨拶や同じ目線で話すなどのコミュニケーションの大切さを伝えました。

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車椅子体験では『身体の一部として生活している人』を理解するために、あえて普段通いなれている道でおこないました。子供たちは、初めは面白半分にやっていましたが、徐々に相手を気遣うような声の掛け方や車椅子のスピード調節などを自ら考え行動していました。

体験を終えた子供たちの感想を聞いて、この体験学習を通して少しでも心のバリアが低くなったのではないかと思いました。

子供たちの感想の一部を紹介します。

・「いつも通る道なのに、小さな段差でも乗り越えるのが大変だった」

・「介助してもらう人に自己紹介をしてもらったら、安心することができた」

「怖かったけど車椅子に乗っている人の気持ちが分かりました。」

 

グループホームひだまり

管理者 廣瀬