認知症をテーマに『健康教室』を開催しました。

 6月15日(土)にささぐり泯江苑にて健康教室』を開催しました。

aCIMG2085テーマ:「認知症の方を地域で支えよう」

講師:永田教育師長

最近では耳にしない日は無いくらい高齢者の方の事故や、痛ましい虐待事件・・・。高齢化社会から2025年には3人に1人が65歳以上の超高齢化社会を迎えようとしている中で、高齢者の5人に1人が認知症を発症されると言われています。そんな時代を前に私達に出来る事は無いだろうか?今回、泯江苑で「認知症の方を地域で支えよう」をテーマに三野原病院教育師長、永田英子さんを講師に迎え健康教室を開催いたしました。

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超高齢化社会の現状から始まり、認知症とは、その症状、その方との接し方まで、ご家族が関心を持てるよう、時折ユーモアを交えたり、確り物忘れ外来の宣伝をしたり(笑)、講演の間笑いが絶えませんでした。講演後の家族会ではご家族が普段困っている事、疑問に思っている事を全員で話し合いました。不安が和らいだのかご家族の中には、涙される方も・・・ご家族にしか分からない介護の実情を聞くことが出来、参加して良かったです。私もいつかは認知症になる可能性があるので、今のうちに介護についてより深く学び、地域全体で認知症の方を見守っていく社会作りに少しでも貢献できれば・・・と思います。

泯江苑ご入苑のご家族さま、デイケアご利用のみなさま、地域のみなさま、ご参加いただきありがとうございました。次回の『健康教室』は9月を予定しています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

ささぐり泯江苑

地域連携室 宇野