篠栗中学校の職場体験学習が行われました。

9月6日(火)に三野原病院とささぐり泯江苑にて篠栗中学生の職場体験学習が行われました。

三野原病院に5名、ささぐり泯江苑に3名の学生さんが来られ、それぞれの施設でオリエンテーションを受けてから職場体験学習が始まりました。

三野原病院では、リハビリテーション部での物理・理学・作業・言語聴覚のリハビリ説明と体験を行い、その後、病棟でシーツ交換、血圧測定、手浴足浴を体験しました。歯科では、虫歯の模型を一生懸命に削ったり、削った所に薬を塗ったりと楽しそうに虫歯治療を体験していました。
三野原病院で職場体験された学生さんからは、
「看護の「看」は手でさわり、相手の「目」を見て接する事が一番印象に残りました。」
「リハビリについて、一人ひとりに工夫がされていると知り、知らなかったリハビリの方法が知れてよかったです。」
等の感想をいただきました。

ささぐり泯江苑では、利用者様の作品を飾る意味や施設が何を大切にしているかなどの説明を興味深げに聞いていました。普段見ることの少ないリクライニングの車椅子にも乗ってみました。左の手足のみでの車椅子操作、使い方や注意点等をクイズ形式で説明を受けていました。その後は、通所リハビリテーションの利用者様と共にリハビリテーションやレクレーションに参加。自分たちを受け入れてくるのかと不安もあったようですが、孫やひ孫の年齢に近い中学生に喜んでくれる利用者様との触れ合いに笑顔がでていました。
ささぐり泯江苑で職場体験された学生さんからは、
「将来、介護職に就くことは、全く考えていませんでしたが、今日すごく楽しかったので大人になったらここで働こうかなと思うようになりました。」
「職場体験でたくさんの人と話して、とても自信がついたので今後の生活でも自分から先に話しかけて、できる範囲で学んだことを活かしていきたいと思います。」
等の感想をいただきました。

中学生の職場体験、こんな体験から将来、医療・福祉に興味を持ち私たちの仲間となる子が育ってくれることを願っています。

今回の職場体験学習の模様が篠栗新聞にも掲載されています。記事の内容は → こちらから

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三野原病院でのオリエンテーション

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血圧測定体験

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虫歯治療体験