9月24日から10月2日(4日間)、福岡県立大学看護学部2年生6名が老年看護学実習を学びに来られました。
老年期にある方のからだ、こころ、かかわり、暮らし、生きがいの5つの側面について、コミュニケーションを通して考え学ぶための実習でした。実習指導者として学生のひた向きに利用者と接する姿と会話を楽しまれている姿がとても印象的でした。
グループホームひだまり
管理者 廣瀬
実習を終えた学生さんから感想を頂きましたので、その一文をご紹介します。
入居者さんの笑顔に救われました。
認知症の高齢者だからといって、身構える必要はないということを学びました。自分の工夫次第で入居さんも変わってくれるということが分かりました。入居者さんが笑ってくれたとき、とても嬉しい!と思えたことが一番良かったです。この経験を活かして、今後の役に立てたいです。
信頼関係を築くことの大切さ
認知症になっても個性までも失われないということを学びました。非言語的手段などを用いることで、円滑なコミュニケーションを取ることができ、しっかりと信頼関係を築き、少しずつその方を知ることが大切だと気付くことが出来ました。この施設で学んだことを、これからの学習に活かしていきたいと思います。
認知症だから何も分からないわけではない
どのように接して良いか分からずとても緊張していました。しかしそのままだと相手も警戒してしまうと思い、認知症だからという先入観を捨て、その方に興味を持ち聞き手にまわる事で、その方の性格が徐々に見えてきました。会話だけがコミュニケーションではなく、間の取り方なども考える必要があることを学びました。この施設で学んだことを今後の看護職にもつなげようと思います。